業界の総会

一条真也です。

鹿児島に来ています。
副会長を務める全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の総会に出席するためです。
福岡空港からJALグループのJACという飛行機に乗りました。
30人乗りくらいの小さな飛行機で、けっこう揺れました。
でも、空がよく晴れていました。
わたしはプロペラ部分の席でしたが雲海がきれいでした。


                  飛行機から雲海をながめる


作家の芹沢光治良が「雲海とは霊界である」といったようなことを書いていたことを思い出しました。天理教を信仰し、一連の「神」シリーズを書いた人ですね。
わたしも、昔から飛行機に乗って雲海を見るたびに、霊界をイメージしていました。
それから、鹿児島空港に着くと迎えのバスが待っていたので、それに乗り込みました。
総会の会場まで1時間ぐらいかかるとのこと。
そこで、車中でモバイルを開いてメールなどをチェックしました。


                  バスの中でメールをチェック


ようやく到着した会場は、「グランラセーレ鹿児島」。
昔の「鹿児島平安閣」ですね。
互助会の雄である㈱ユーアイ・ベルモニーさんの手によって新しく生まれ変わりました。
そこで第52回全互連定時総会が開催されました。
今回は、会長および理事の改選がありましたが、わたしは副会長に再選されました。
最後は、わたしが「閉会の辞」をやらせていただきました。


                    閉会の辞を務めました


総会後は同じくユーアイ・ベルモニーさんが経営する最新型の結婚式場「W」に移動し、そこで懇親会が行われました。
ロビーから見える桜島の姿があまりに雄大で美しく、感動しました。
懇親会には多くの互助会の仲間、また取引会社の方々が参加されていました。
驚いたのは、『葬式は必要!』(双葉新書)や、わたしのこのブログを読んで下さっている方が予想以上にたくさんいたことです。
さらに驚いたのは、みなさん、島田裕巳著『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)もちゃんと読まれていたことです。
もちろん勉強熱心ということもあるでしょうが、身近な人々までちゃんと読んでいるというのがベストセラーなのだと痛感しました。
みなさん、明日のNHKの収録の件もよくご存知で、多くの方々から温かい励ましの言葉を頂戴しました。仲間からのエールが一番心強いです!
「W」の料理はすべて美味しく、お酒もシャンパンからワイン、焼酎まで珍しいものを用意していただいて、しこたま飲みました。
明日は少々、飲酒のため顔がむくんでいるかもしれません。
でも、そんなことより、親しい仲間たちと美味しいお酒が飲めて、うれしい一夜でした。
冠婚葬祭という価値ある仕事に恵まれ、素晴らしい仲間たちにも恵まれて、わたしは本当に幸せ者であると感じました。ただ感謝あるのみです。


                     雄大桜島の姿


2010年5月25日 一条真也