秋のうた♪

一条真也です。

ここのところ、ずっと書評ブログが続いています。
音楽ブログのファンの方から、「たまには歌のブログもお願いしますよ」とのメールをいただきました。じつは、「〜のうた♪」という記事の人気は、なかなか高いのです。
ヤフーやグーグルの検索順位で1位になっているものも多くなってきました。
ということで、今夜は久々に「秋のうた♪」をお送りします。



9月になっても残暑が厳しいですが、一時に比べると落ち着いてきました。
夜などは庭で虫の鳴く声も聞こえ、だんだん秋の予感が強くなってきます。
秋の歌で、わたしが一番好きなのは、ハイ・ファイ・セットの「燃える秋」です。
五木寛之氏の小説『燃える秋』のテーマソングですね。
作詞も五木氏で、作曲は武満徹氏という黄金コンビです。
歌いだしの「燃える秋〜♪」から、一気に世界が秋色に染まる名曲です。



それから秋の歌といえば、トワ・エ・モアの「誰もいない海」ですよね。
ブログ「江ノ島」に書いたように、先日、江ノ島の海を訪れました。
ウィンドサーファーに混じって、まだまだ海水浴を楽しむ人の姿が見られました。
今週末も、まだ、あの海は人で賑わっているのでしょうか?
誰もいなくなった海には哀愁がありますよね。
いつの時代も、秋はセンチメンタルな季節です。



秋といえば、婚礼シーズンでもあります。
秋の婚礼といえば、日本人なら、誰でもあの名曲を思い浮かべるでしょう。
そう、さだまさしが作詞・作曲し、山口百恵が歌った「秋桜」です。
山口百恵の歌の中では、「秋桜」は「いい日旅立ち」と並んで、一番好きな曲でした。
「家族愛」を強く感じさせるハートフルな、そしてセンチメンタルな歌ですね。


わたしは小学生の頃、大の百恵ファンでありました。
中学生の頃は聖子ファンだったので、まあ、ミーハーなんですな。(笑)
デビュー当時はスキャンダラスな歌で話題となった百恵チャンですが、次第に落ち着いた大人の歌を歌える実力派シンガーになりました。
彼女の表情や雰囲気は、現在の上戸彩チャンがよく似ていると思います。
たしか、美輪明宏さんも同じことを言われていたように記憶しています。


2010年9月11日 一条真也