カラオケ・キング♪

一条真也です。

東京に来ています。
今夜は、懇意にさせていただいている大学の先輩と夕食を共にしました。
日本経済新聞社の電波・電子戦略室の企画委員である鈴木慎一さんです。
鈴木さんは福岡生まれで、福岡高校から早稲田大学政経学部へ進まれました。
そうです、わたしの大学と学部の先輩に当るのです。
また、以前は日経の北九州支局長を務められ、大変お世話になりました。


                       鈴木慎一さん


鈴木さんが北九州から東京へ転勤されてからも何度かお会いしていました。
鈴木さんは大変な読書家であり、かつ映画の愛好家です。
最近は、中島敦の小説をアマゾンKindleで読んでいるとか。う〜ん、渋いですねぇ。
以前、日経のインド支局に赴任されていた鈴木さんはイスラム教にも造詣が深く、わたしは多くのことを学びました。鈴木さんから教えていただいた参考文献などを読み、拙著『ユダヤ教vsキリスト教vsイスラム教』(だいわ文庫)を書いたほどです。
今夜も、じつにさまざまな話題に花が咲きました。
北九州市の近況をはじめ、メディア界の事情、ブームになっているドラッカーニーチェケインズシュンペーターフリードマンの経済学、ハイゼンベルグの物理学、果ては「般若心経」まで! 最近の鈴木さんは、「般若心経」の写経をされているそうです。
鈴木さんとお話していると、本当に知的好奇心が満たされます。


                  鈴木さんのカラオケは天下一品!


それから、もう一つ、満たされるものがあります。カラオケ魂です
いつも鈴木さんと会うと、酒を飲んではカラオケに行き、2人で歌いまくります。
そう、鈴木さんは、わたしと同じく、いやそれ以上に、大のカラオケ好きなのです。
東京の止まり木」ことカラオケ・スナックDANも、鈴木さんの紹介の店なのです。
当然ながら、今夜も、赤坂見附の土佐料理店で食事した後、DANに向いました。
はっきり言って、鈴木さんもわたしもカラオケの達人です。
2人でバンバン歌って、どんどん1位を出していったら周囲が仰天していました。
いろんな歌を歌いましたが、鈴木さんは倍賞千恵子「さよならはダンスの後に」、井上陽水「招待状のないショー」、サザンオールスターズ「シュラ★バ★ランバ」、石原裕次郎嵐を呼ぶ男」、チェリッシュ「若草の首飾り」、ゴダイゴ「MONKEY MAGIC」、そして坂本九「ジェンカ」で堂々の1位を叩き出しました。
鈴木さんを先頭に、DANのマスター、わたしと続き、「ジェンカ」のリズムに乗って、けっして広くはない(失礼!)店内をピョンピョン跳びはねたのでありました。(笑)


                  「ジェンカ」のリズムに乗って


一方のわたしは、マークHAMAの「夜がくる」、沢田研二「おまえがパラダイス」、サザンオールスターズ「素敵なバーディー」、松崎しげる「グッバイ・マイ・ラブ」などのいつものナンバーに加え、初披露の「死ね死ね団のテーマ」で1位を出しました。
鈴木さんの1位曲は7つで、わたしは5つでした。
なんと、DANの常連衆から「カラオケ・プリンス」とまで言われたこの俺様が、もとい、わたしが鈴木さんに完敗しました! 悔しいけれど、それほど鈴木さんは歌が上手です。
まさに、「カラオケ・キング」の名にふさわしい方だと言えます。



2人が歌ったすべての曲名と順位をメモ紙にシコシコ記録するわたしを見て、「あんたは現代の孔子かと思っとったが、現代の司馬遷や!」と言ってくれました。(笑)
それはそうと、2人あわせて12曲も1位を連発した「最強のカラオケ・コンビ現る!」で、カラオケの殿堂DANの店内は騒然としたのでありました。
鈴木さん、たいへんお疲れ様でした! また、一緒にカラオケに行きましょう!
帰り道で見た、赤坂プリンスホテルのクリスマス用イルミネーションが綺麗でした。


                赤坂プリンスホテルのイルミネーション


2010年11月5日 一条真也