全互協忘年会

一条真也です。

(社)全互協の正副会長・委員長会議が開催されました。
全互協とは、冠婚葬祭互助会業界における最大の団体です。
互助会事業の法制化スタートに伴って、1973年に誕生しました。
わが社の佐久間進会長が全互協の初代会長を務めました。
わたしは現在、全互協の理事で広報・渉外委員長を担当しています。
今日の会議で、互助会会員向けテレビCMを電通さんにお願いすることに決定。
また、前日試写会に行った「手塚治虫ブッダ」の支援も正式に決定しました。
また、他にも色々な問題について話し合いました。


                 全互協の忘年会が行われました


会議の後は、忘年会が開催されました。全互協の本部は新橋にあるのですが、汐留シティセンター42階の「和食 えん」で忘年会が行われました。
全互協会長である「あいネット静岡」の杉山会長をはじめ、日本セレモニーの神田社長、セルモの安田社長、ラックの柴山社長、アークベルの北村社長といった業界の大先輩たちをはじめ、多くの同業者の方々と交流を深めました。



特に、業界の最大手企業である㈱ベルコの齋藤社長と色々お話しました。
齋藤社長は、わたしと同い年なのですが、業界の若きリーダーです。
非常に率直に物を言われる方ですが、裏がないので、腹を割って話すことができます。
ベルコさんがわが社をどう見ているかということを知って、大変参考になりました。



齋藤社長は、拙著『葬式は必要!』(双葉新書)をよく読んでいただき、その中で紹介している「裸の島」という映画に関心を持たれたそうです。ブログ「裸の島」にも書きましたが、この映画は人間にとって葬儀がいかに必要かということを示した映画です。
齋藤社長は、わたしの本を読まれて知った「裸の島」をアマゾンで注文し、観賞されたそうです。非常に感動した齋藤社長は、わざわざ映画が撮影された瀬戸内海の宿弥島に行こうとされたとか。これには、わたしも驚きました。すごいですね!
さらに、「うちの葬祭担当者全員に「裸の島」を観せて、感想文を書かせたい。あの映画を観て、何も感じない人間は葬儀をやる資格がない!」とまで言われていました。
わたしは、冠婚葬祭会社の経営者としての齋藤社長の姿勢に感服しました。
ブログ「裸の島」を観るに書いたように、わが社のスタッフもみんなで一緒に観ました。
ぜひ、この業界のすべての方々に「裸の島」を観ていただきたいと思います。
昨年、全互協の海外研修旅行でパリとモロッコに御一緒したときに大変親しくさせていただきましたが、今夜は久々に齋藤社長と意見を交換しました。



じつは、互助会業界の日本最激戦地区である北九州市において、ベルコさんとわが社はライバル関係にあります。つい最近も、わが社の本丸である小倉紫雲閣のすぐ近くにセレモニーホールをオープンされました。
さらには、今後も何店か北九州市内での建設を予定しているそうです。
会社も人生も、ライバルの存在は絶対に必要です。
ライバルがいてこそ、真剣な精進努力が可能となり、前進できるからです。
また、齋藤社長と話してみて、「業界内でわたしの考え方を最も良く理解してくれているのは、意外とこの人なのかもしれない」などと思ったりもしました。
いやあ、イツキさん、今夜は楽しかったなあ!
ぜひ、今度は小倉で飲みましょう!


2010年12月22日 一条真也



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