かっこちゃん

一条真也です。

今日は、とても嬉しい日です。
なぜなら、“かっこちゃん”こと山元加津子さんにお会いしたからです。
お互いに以前から良く知っていましたが、今日、ようやく初対面が実現しました。
お忙しい中、サンレー北陸の賀詞交歓会にわざわざお越し下さったのです。


                     山元加津子さん


金沢市生まれの山元さんは、特別支援学校の教諭で、作家です。
三五館をはじめとした出版社から素晴らしい本をたくさん出されています。
「すべてのことは、いつかのいい日のためにある」という信条の持ち主です。
日本中に山元さんの大ファンがたくさんいます。
ブログ『満月をきれいと僕は言えるぞ』ブログ『ゆうきくんの海』ブログ「こころの架け橋」でも、山元さんについて書かせていただきました。
現在は、病気と闘っている“宮ぷー”こと宮田俊也さんを支えておられます。
山元さんは、毎日、入院している宮田さんのお見舞いに行かれています。
そして、「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」というメルマガを毎日書かれています。
そこには、宮田さんの毎日の様子が詳しく報告されています。


                       山元さんと


思っていた通り、山元さんは、とても温かい方でした。今日の金沢は大雪で非常に寒いですが、山元さんの笑顔を見ていると、なんだかポカポカしてきます。
山元さんとわたしは、三五館さんという出版社の「版縁」、金沢という地域の「地縁」、そして社会を良くしたいと思って行動するという「道縁」、さらには、ともに満月が大好きで、満月を見上げて心を豊かにするという「月縁」があります。
山元さんの最新刊は『満月をきれいと僕は言えるぞ』ですが、わたしの最新刊は『満月交感 ムーンサルトレター』です。
ともに書名に「満月」という文字が入っているのです!
さらに、山元さんとは不思議なご縁がありました。
山元さんのお父様の葬儀は、わが社の泉が丘紫雲閣で行われたそうです。
「父は元気なときから、お葬式は紫雲閣さんでと決めていました。父もまた、一条さんと、みなさんに亡くなることでつなげてくれたのかもしれません」とメールに書いて下さいました。亡くなったお父様がつなげて下さったという言葉に感動しました。
もちろん、生きている方もつなげてくれました。
出版界の丹下段平」こと三五館の星山佳須也社長や、ブログ「金沢から」でご紹介した大浦静子さんがそうです。星山社長、大浦さん、このブログを読んでおられますか?


                  山元さんとたくさんお話しました

                    佐久間会長と山元さん

                  伊藤支配人とのスリー・ショット


今日、超多忙な山元さんが賀詞交歓会にわざわざ会いに来てくれたのは、本当に嬉しかったです。父である佐久間進会長にも紹介させていただきました。
また、マリエールオークパイン小松の伊藤充支配人が山元さんの大ファンで、とても喜んでいました。伊藤支配人は山元さんの著書『きいちゃん』に大変感動したそうで、彼の奥さんも著書をすべて読んでいるそうです。
伊藤支配人は、結婚式の感動実話エピソード集『むすびびと〜こころの仕事』(三五館)の第1話「今でも両親が大好きです!」を語ってくれた人でもあります。



山元さんは、メールに次のように書いておられました。
「宮ぷーが倒れてから、私が講演会でいない月に4日以外は、宮ぷーのところへ必ず出かけてきた毎日ですが、12日にはぜひ伺わせていただきたいです。何より、私が一条さんにお会いしたいし、みなさんにもお礼を言いたいです。そして、亡くなった父がつなげてくれたご縁です。父もそうしなさいと言うと思います。宮ぷーもそうだと思います」
本当に、ありがたいことです。メールには、こうも書かれていました。
「ただ、宮ぷーに目薬をさして、目のカバーをかけたり、足に装具をつけるなどして夜
の準備があるので、少し早めに失礼させていただくことになるかもしれません」
わたしは、宮田さんへのお花を山元さんにお預けしました。
宮田さんが喜んでくれると良いのですが。


山元さんは、出版のみならず、映画の製作にも関わっておられます。
ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡」や「宇宙(そら)の約束」といった素晴らしい作品を世に送り出され、多くの方々に感動と勇気を与えてきました。
特に、「宇宙の約束」の挿入歌の「満天の星」は最高に素晴らしい!


いま、宮ぷーの物語をドキュメンタリー映画にする計画が進行中だそうです。
この映画によって、意思伝達大作戦がさらに前進すると信じます。わたしも、孤独死ゼロ大作戦を成功させるために、隣人祭りをたくさん開催したいと思います。
かっこちゃん、今日はお会いできて幸せでした。
どうか、宮ぷーによろしくお伝え下さいね。
そして、これからも、よろしくお願いします!


2011年1月12日 一条真也