冠婚・衣装責任者会議

一条真也です。

今日は、サンレーグループの「全国冠婚・衣装責任者会議」の日です。
会場の松柏園ホテルに全国各地から、わが社の“むすびびと”たちが集まりました。
23日の夕方、わたしも社長訓話として1時間ほど話をしました。


                冠婚・衣装責任者会議で訓話をしました


今日は、まず、バレンタインデーのチョコレートの話をしました。
ブログ『チョコレートの真実』に書いた話です。
アフリカのカカオ農園で働く子どもたちはチョコレートの存在そのものを知りません。
彼らは自分たちの過酷な労働の結果、チョコレートという夢のように甘くて美味しいお菓子が誕生していることを知らないのです。もし彼らがチョコレートを味わって、その美味しさに感動することがあれば、「自分たちは、人を幸せな気分にすることができる素晴らしいものを作っているのだ」ということに気づくことでしょう。
それは、彼らの「働きがい」、さらには「生きがい」にもつながるはずです。
でも、彼らはチョコレートの存在を知らないのです。


              「働きがい」と「生きがい」について語りました


一方、ブライダル・ビジネスに関わる者は、自分たちの労働の結果をダイレクトに確認できます。幸福そうな新郎新婦の笑顔を見ることができます。
さらには、あろうことかお客様から感謝の言葉さえ頂戴できます。
こんなに「働きがい」「生きがい」のある恵まれた仕事はないということを話しました。


                  「有縁社会」の再生を訴えました


また、日本では生涯未婚の人口が増加する一方ですが、このままでは国が衰退します。
結婚式や婚活のお世話をさせていただくことによって、「結婚」という営みをサポートし、推進することは、すなわち国を救う事業であるということを訴えました。
また、「結婚は最高の平和である」という言葉そのままに、結婚式の仕事ほど世の人々の平和や幸福に直結する仕事はありません。
この仕事に大いなる使命感を感じ、「日本人を幸福にする」「有縁社会を再生する」という志を抱いてほしいと述べました。


                     末広がりの五本締め


その後は懇親会が開かれ、最後には「末広がりの五本締め」で締め括りました。
今夜は、マリエールオークパイン金沢の大塚総支配人が音頭を取り、全国の“むすびびと”たちの心が結ばれました。
24日は朝から婚礼衣装の仕入会が松柏園ホテルで行われます。


2011年2月24日 一条真也