ダンディ・ミドル

一条真也です。

七夕の夜、尊敬する北九州の先輩経営者にお会いしました。
(株)ゼンリンプリンテックスの大迫益男会長です。
わたしは、この方に本当にお世話になっているのです。


                     大迫益男会長


わたしは、今から17年前に東京から北九州に居を移しました。
そのとき、知人も少なく心細い思いをしたものです。
しかし、「平成会」という若手経営者の会で、大迫会長と知り合うことができました。
そして、大迫会長のおかげで随分たくさんの知り合いを得ることができました。
ブログ「月の織女」で紹介した染色家の築城則子先生もそうですし、日本銀行、NHK,日本経済新聞社の方などもたくさん紹介していただきました。そのことは、拙著『龍馬とカエサル』(三五館)の「恩」の項にも書かせていただきました。
大迫会長は、北九州のスペシャル・ホストのような方で、当地に赴任してこられた大企業の方々などの歓送迎会のお世話をいつも率先して務めておられます。
そのホスピタリティに接するたびに、いつも尊敬の念を強めています。
また、わたしの自宅で開かれるホーム・パーティーにも何度も来て下さっています。
そのたびに、いつも高級なシャンパンやワインをご持参いただき、また妻や娘たちにまで素敵なプレゼントを用意して下さいます。
毎回恐縮しつつも、家族一同、お慕いしております。


    2001年のワイン会で、大迫会長と。ヒゲの殿下は小生ですヾ(´ε`;)ゝ…

      小倉のカラオケ・スナックで。マイクを持つのは不動産鑑定士の先生。


本当によく気を遣われる方で、2001年にわたしが社長に就任したときも、かのチャーチルが愛用したという高級万年筆をプレゼントして下さいました。
それは、わたしの宝物として、今も書斎に飾ってあります。
また大迫会長は、北九州でも最もオシャレな方であり、ワイン通としても有名です。
九州を代表するタウン誌「アヴァンティ」で「ダンディミドルのリアルトーク」という連載コラムを大迫会長と隔月交代で担当したこともありました。
わたしはその頃、40代前半で「ミドル」という言葉にちょっぴり抵抗があったのですが、大迫会長と一緒に「ダンディ」と呼ばれる喜びのほうが大きかったです。

  
                    トルコの日本大使館

                     ドバイのホテルで


大迫会長とは、日本各地や上海など、多くの視察旅行を御一緒しました。
2008年には、トルコのイスタンブール、およびドバイへの視察旅行も御一緒しました。
毎日、まるでファッションショーのように衣装を着替えられる大迫会長のダンディぶりを見て、「これは本物だ!」と仰天したものです。
大迫会長がオシャレなのはファッションだけでなく、その教養の豊かさにもあります。
絵画鑑賞をはじめ、映画鑑賞や読書を趣味とされているのです。
読書は小説を好まれ、わたしも多くの本を紹介していただきました。
特に印象に残っているのは、白石一文の『僕のなかの壊れていない部分』です。
おススメの理由は、主人公がわたしによく似ているからというものでした。
読んでみると一発でハマり、それ以来、彼の小説はすべて読んできました。
ブログ『翼』で取り上げた白石一文の最新作について大迫会長にお聞きすると、すでに購入してはあるが未読だそうです。



大迫会長の父上は、北九州の代表的企業であり、地図最大手のゼンリン創業者です。
大迫会長ご自身もゼンリンの取締役を今も務めておられますが、ゼンリンというのは「善隣」、すなわち「善き隣人」という意味だそうです。
なんでも父上が「善隣愛国」という旧・満州国のスローガンを基にして社名を決められたとか。それで、ブログ「隣人講演」に書いた講演で、わたしは「北九州を隣人都市に!」と訴えたのですが、そのとき「それは善隣都市でもあります!」と述べました。
大迫会長からは「あんた、馬鹿なこと言いなさんな」と怒られるかと思いました。
じつは、それが大迫会長の口癖で、わたしが何か言うたびに、いつも「あんた、馬鹿なこと言いなさんな」と言われるのです。
しかし、今夜の懇親会の終わりに「いやあ、いい言葉をありがとう。明日から仙台のゼンリン支社に行くので、早速スピーチで使わせてもらうよ」と笑顔で言って下さいました。
大迫会長、いつも励ましていただき、ありがとうございます。
これから、北九州を“善き隣人都市”にするため、御指導よろしくお願いします!


                     善き隣人の時代へ


2011年7月8日 一条真也


*当ブログのすべての文章および写真の無断掲載を禁じます。
*当ブログにリンクを貼る場合は必ず事前承認をお願いいたします。
*当ブログ管理者へのご連絡、記事のご意見、ご感想などは、
公式サイト「ハートフルムーン」のメール機能をお使い下さい。