全互協九州ブロック総会

一条真也です。

今日は、午後から博多に向かいました。
博多駅からタクシーで美野島にある結婚式場「RITZ5」へ。
ここは、日本一の回転率を誇る結婚式場だそうです。
今日は、ここで全互協の九州ブロック総会が開催されました。


全互協九州ブロック総会のようす



拡大理事会に続いて開催された総会には、多くの参加者が会場を埋めました。
最初に、サニーライフの大西社長が「開会の辞」を務めました。
ブログ「おくりびとの日」に書いたように、先月18日に父上である故・大西会長の社葬が行われましたが、大西社長は弔意へのお礼も述べられました。
その後は、九州ブロック長である安田ブロック長の挨拶に続いて、経済産業省や保証会社といった来賓の方々の挨拶が行われました。



全互協報告では、これまでにないほどの多くの質問が相次ぎました。
わたしも数多くの総会を経験してきましたが、こんなに大量の質問は初めてです。
みなさん、少しでも正確な情報を得ようと必死のようでした。
これでこそ、総会を開催する意義があると思いました。


「閉会の辞」を務めました



最後に、わたしが「閉会の辞」を担当し、次のように述べました。
「みなさんの御協力によって、無事に総会も終了いたします。
来賓の方々も長時間にわたり、誠にありがとうございました。
一昨日は、東日本大震災の1周年で、追悼記念式典が行われました。
そこで、野田首相は『3つの誓い』を立てられました。
その中に、“助け合い”と“感謝”の心を忘れないというものがありました。
“助け合い”と“感謝”の心といえば、まさに互助会です。
わたしは、『いよいよ、互助会の出番が来た!』と思いました。
これから、真に社会に必要とされる互助会の運営に励み、少しでも日本人の幸せのお手伝いをさせていただきたいものです。われら一丸となって、頑張りましょう!」
そう言い終わって一礼すると、盛大な拍手で総会は無事に閉会しました。



総会後の懇親会では、メモリードの吉田社長が乾杯の音頭を取られました。
吉田社長は、以下のように挨拶されました。「いま、一番頑張っている業界はコンビニ業界です。百貨店もスーパーも低迷する中、コンビニだけが成長しています。
それは、24時間営業していて、いつでもATMが使えてキャッシュが引き落とせるからです。銀行は19時になったらお金が下ろせないが、コンビニならいつでも下ろせる。
この差は、ものすごく大きい。われわれの業界も24時間営業していますが、コンビニのように社会を根底から変える力を発揮しなくてはなりません」



また、中締めの挨拶は、ラックの柴山社長が務められました。
稲盛和夫氏が主宰する「盛和塾」のメンバーである柴山社長は、昨日、京都で稲盛氏とお会いになられたそうです。そこで、以下のような挨拶をされました。
「稲盛さんはJALの会長でもありますが、JALは今期、1900億円を越える利益を計上する予定です。なぜ、ここまでJALは奇跡の再生を果たせたのか。
京セラ流の「アメーバ経営」をJALに導入したことも大きな原因です。
稲盛会長が『JALが潰れたら日本がおかしくなる』との思いから、無給で週4日出勤してガムシャラに働いたそうです。稲盛さんは、『不況に立ち向かう勇気』と『けっして諦めない気概』を持つことの大事さを教えてくれました」



吉田社長の話も、柴山社長の話も、わたしの心に沁みました。
また、隣席の日本フェニックス・守屋社長のお話にも考えさせられました。
もともと九州は「互助会王国」とされていますが、素晴らしい先輩経営者の方々から実のあるアドバイスを聞くことができて、わたしは幸せ者です。
これからも、九州から「互助会イノベーション」の風を吹かせたいものです。


2012年3月13日 一条真也