究極の高齢者住宅

一条真也です。

「東経情報」の3月14日号が届きました。
「東経情報」といえば、ブログ「東アジア葬祭事情」で紹介したように、先週の3月7日号で「孔子文化賞受賞」の記事を書いて下さいました。


「東経情報」3月14日号



今回は、「隣人館」の記事を書いて下さいました。
「東経トピックス」として、「(株)サンレー〜有料老人ホーム『隣人館』オープン」のタイトルで、「究極の地域密着型小規模ローコスト高齢者専用賃貸住宅」という見出しがついています。わが社の高齢者介護事業に進出について次のように書いています。
「高齢者介護事業は、孔子を尊敬する同社の佐久間社長が著書『老福論』(成甲書房)で述べている、『人は老いるほど豊かになる』という長年の考えを実現するものであり、人間尊重を広く世間に実行するという『天下布礼』の一環としている。大事なポイントは『孤独死』をしないということであり、隣人祭りをはじめとした多種多様なノウハウを駆使して孤独死を徹底的に防止するシステムの構築が人間尊重の精神上、必要であると考えたことに基づく」



また、「隣人館の由来」として、わが社が取り組んできた「隣人祭り」について紹介した後、次のように書いています。
「現代は『無縁社会』ともいわれるが、それを『有縁社会』に変えたい。身寄りのない独居老人の孤独死をなくしたい。血縁関係はなくても『地縁』はあるはず。そうした方々にぜひ入ってもらいたい。との考えに基づき、『隣人館』を創設した」



そして、「地域密着型小規模ローコスト住宅」として、次のように書いています。
「設備や人員の整った老人ホームは相応の料金が必要であり、都市部ではやや自己負担が少なくなる特別養護老人ホーム老健施設の1施設当たりの待機者が少なくとも100人、あるいは300人いるとされている。
隣人館は大手企業がすでに手掛けているそうした高コストの有料老人ホームとは違い、小規模で入居者の費用は安く抑えられている。月額基本料金は7万8,000円という安さには驚く。入居金はゼロとし、敷金のみ9万9,000円(家賃の3カ月分)預かることとしており、入居者の経済的な負担を低く設定している」


清原晃氏のブログ「無尽灯」より



なお、「介護イノベーター」ことエヌ・ビー・ラボの清原晃社長のブログ「無尽灯」にわが社のことが書かれていますので、ご紹介します。
まず、「老福論について」という記事では、「人は老いるほど豊かになる」というわたしの思想に共鳴して下さっています。介護事業の第一人者と「老い」に対する考え方を共有することができ、大変嬉しく思います。
それから、「冠婚葬祭事業のガリバーが高齢者住宅事業に進出」という記事、そして「『隣人館』の竣工式」という記事で「隣人館」に言及されています。ご参考までに。


人は老いるほど豊かになる



3月1日のオープン以来、「隣人館」には大きな期待が寄せられていることを日々痛感しています。なんとか1日も早く軌道に乗せて、各地に展開していきたいと思います。
そして、「孤独死のない社会」づくりのお手伝いがしたいです。
わたしは、「人は老いるほど豊かになる」と信じています。


2012年3月14日 一条真也