福地先輩との再会

一条真也です。

今日、わたしが心から尊敬する方と再会しました。
アサヒビールを統括するアサヒグループホールディングズの福地相談役です。
わざわざ、小倉の松柏園ホテルまで訪ねてきて下さいました。


尊敬する福地先輩と



ブログ「マイケル・サンデル白熱教室」で紹介した小倉高校の大先輩が直々にお越し下さるなんて、身に余る光栄です。ご実家が戸畑なので、お墓参りに帰られたそうです。
福地会長は、松柏園の庭などを眺められながら、何度も「良いホテルですね」と言って下さいました。アサヒビール社長&会長、NHK会長などの要職を歴任され、今も新国立劇場の理事長を務められる財界の超大物から親しく接していただき、非常に感激しました。やはり、高校の先輩というものは有難いものです。
ブログ「『こころ』と『かたち』」では、先輩の貴重なアドバイスについて書きました。
今日は、松柏園の茶室で、冷えたスーパードライを飲みながら昼食を御一緒させていただきましたが、いろんな話に花が咲きました。
大相撲の話、歌舞伎の話、オペラの話、幸福感の話・・・・・日本における文化界の頂点に立っておられるだけあって、いずれのお話も含蓄が富み、勉強になりました。



その中で、「無縁社会」の話にもなりました。
わたしは、これまでNHKの「無縁社会キャンペーン」に疑問を呈してきました。
それどころか、「無縁社会」という言葉は日本語として破綻しているとまで何度も発言してきています。福地先輩はNHKの元会長であり、会長時代にあの「無縁社会キャンペーン」が展開されました。いわば当事者というかキャンペーンの最高責任者だったわけであり、わたしに対して悪い印象を持たれていないかと少し心配しました。
しかし、そこは太っ腹で、まったく気にされておられませんでした。


松柏園ホテル正面前で



福地先輩自身も「無縁社会ではいけない」「日本人は、もっと縁や絆を見直さなければいけない」と言われていました。また、「長幼の別」などの倫理観を取り戻す必要があると言われました。わたしの唱える北九州市を高齢者福祉特区にというプランも興味深く聞いて下さいました。近いうちに、同様の提案を新聞紙上でされるそうです。
会話を重ねれば重ねるほど、わたしは福地先輩の人柄に魅了されていきました。
いつも笑みを絶やさず、ときどき見せられる厳しい表情にも、「超一流」を感じます。
このような素晴らしい先輩との御縁を得ることができて、わたしは本当に幸せです。
やっぱり、この世は有縁社会。そのことを痛感いたしました。
福地先輩、今日はお会いできて嬉しかったです。
不肖の後輩ですが、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


2012年8月9日 一条真也