雛祭り

一条真也です。

今日は、3月3日の桃の節句です。
そう、雛祭りですね!
わが家でも、雛人形を飾りました。
妻が実家から持ってきた人形です。
妻は姉との二人姉妹で、ずっとこの人形で桃の節句を祝ってきたそうです。

わたしは、弟との二人兄弟です。
ですから実家では雛人形など無縁と言いたいところですが、そうではありませんでした。
わたしの実家には、雛人形がたくさんありました。
それもハンパな数ではありません。
おそらく、数百レベルあったのではないでしょうか。
母が雛人形が大好きで、コレクションしていたのです。
毎年、3月3日には、その人形たちを家中に飾るのです。
「どうして、女の子がいないのに雛祭りするの?」と訊くと、母は「ここに一人いるよ」と言って自分を指さすのでした。本当は、娘が欲しかったのでしょうね。

わたし自身は二人兄弟でしたが、わたしは二人の娘の父親となりました。
やはり、雛祭りの季節になると、娘たちの将来に思いを馳せてしまいます。
そして、親として彼女たちの幸せを祈らずにはいられません。
いつも、3月3日の夜は自宅で雛祭りをするのですが、今日はわたしが業界の会議のため東京出張が入ってしまいました。
そのため、今年は3月1日にお祝いをしました。
家族全員で、ちらし寿司や鯛を食べました。


               娘たちの幸せを祈って今年も飾りました


長女は高校2年生で、次女は小学校4年生、同じ一貫教育の学校に通っています。
ちょっと年齢が離れていますが、偶然にも、その年齢差は宮崎駿監督の「となりのトトロ」に登場する五月とメイの姉妹と同じです。
映画といえば、黒澤明監督の「夢」の第二話に出てくる雛祭りの話は幻想的でした。
人間による五段飾りの美しさには息を呑みました。

それから、雛人形といえば、昨年、金沢の兼六園内の美術館で見た前田家の雛人形が見事でした。
大分県の日田にある草野総本家の雛人形も見事ですが、今の時期は一般公開しているはずです。
わが社の結婚式場「マリエールオークパイン日田」のすぐ近くにあります。

みなさんも、機会があったら、ぜひ立ち寄られてみて下さい。



2010年3月3日 一条真也