一条真也です。
東山紀之と木村佳乃の結婚が正式に決まったようですね。
おめでたい話ですね。心からお祝い申し上げます!
なかなか、お似合いのカップルだと思います。
最近では、市川海老蔵と小林麻央のカップルも話題になりましたね。
あと、水嶋ヒロと絢香のカップルも、さわやかで好感度が高かったです。
いずれにしろ、ツーショットが絵になるカップルばかりですね。
芸能人同士の結婚には、やっぱり夢とロマンがありますねぇ。
かつて皇族が日本人の結婚や結婚式のイメージをリードしていた時代がありましたが、その後、芸能人がその役割を担うようになりました。
石原裕次郎・北原美枝夫妻の結婚式によってホテルでの婚礼がブームとなりました。
三浦友和・山口百恵夫妻が教会で結婚すればチャペル・ウエディングが増えました。
芸能人とは、大衆にとって憧れの対象です。
芸能人同士のカップルが生まれると異常なまでの関心を呼ぶのは、人々の心の中にある「理想のカップル像」のようなものに触れるからかもしれません。
昔でいえば、小林旭と美空ひばり、高倉健と江利チエミなどが代表的でしょう。
残念ながら、両組とも離婚しましたけど。
そして、噂になりながらも最終的には結ばれなかった芸能人カップルに対して、大衆は「あの二人ならお似合いだったのに・・・」という残念ビームを送ります。
わたしは、かつて噂になった、郷ひろみと松田聖子、近藤真彦と中森明菜、田原俊彦と中山美穂の3組は本当に一緒になってもらいたかったですね。
まったくもって、大きなお世話ですけど。(苦笑)
ツーショットが絵になるというか、お互いのキャラが似ていてカップルとしてのイメージがしっくりくる。ブライダルの広告などで使えば最高だったでしょうね。
あと、貴乃花と宮沢りえなども多くの人々がいまだに残念がる「幻のカップル」ですね。
でも、「幻のカップル」といえば、なんといっても郷ひろみと松田聖子に尽きます。
このカップルにとても魅かれるのは、わたしがカラオケで「よろしく哀愁」を持ち歌にしているとか、ティーンのころに聖子ファンだったこともありますけど、これほど神話性というか物語性がある日本人タレントは珍しいからです。
また、わたしの好きな「ハリウッド・スキャンダル」の歌詞ではありませんが、二人とも爪の先まで、髪の芯まで、びっしりびっしり芸能人だからです。
ともに福岡県の出身ということもありますが、二人は本当によく似ています。
松田聖子は郷ひろみの女版であり、郷ひろみは松田聖子の男版なのですね。
この二人の大河ラブストーリーを描いたら、「風と共に去りぬ」みたいになるんじゃないでしょうか。そういえば、レットとスカーレット、アシュレーとメラニーという2組のカップルはそれぞれお似合いでした。
後者はおだやかな静のカップルとしてうまくいっていましたが、情熱型の動のカップルであるレットとスカーレットはお互いの心の深いところで魅かれ合いながらも反発し合った。静の似た者同士はよくても、動の似た者同士は難しい。シンプルですが、これが幻のカップルが現実に結婚にまで至らなかった理由かもしれません。
それにしても、聖子の「SWEET MEMORIES」は名曲ですね。
この曲を聴くと、過去の多くの幻のカップルたちが心によみがえってきます。
この「幻のカップル」については、拙著『結魂論』(成甲書房)に詳しく書いています。
この本では、他にも、愛の秘密、男と女の謎にとことん迫っています。
興味がある方は、ぜひお読み下さいね!
2010年4月1日 一条真也拝