天使のうた♪

一条真也です。

「朝のうた♪」をご紹介しましたが、もう1曲、とびきりのお気に入りがありました。
ユーリズミックスの「ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル」です。
学生時代、ユーリズミックスが好きで、友人の高橋信君とアメリカを一周したとき、ニューヨーク郊外の野外劇場で開催されたコンサートに行った思い出があります。
英語が堪能だった高橋君は、仙台の名門ベーカリーの息子さんでした。
たしか大学卒業後は外資系の証券会社に入社したと記憶しています。
ずいぶんお会いしていませんが、お元気でしょうか?
「スイート・ドリームス」など、数多いユーリズミックスの名曲の中でも、わたしは特にこの「ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル」が一番好きでした。
高音での歌いだしから、もう感動します。
また、この曲のPVが素晴らしい!
この世には本当に天使が実在するのだと信じたくなってきます。


たしか、この曲は「めざましテレビ」だったか「とくダネ!」だったか、かつてフジテレビの朝の番組でも使用されていましたね。
「ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル」とは、「天使はきっといる」という意味ですね。
「天使のうた」といえば、最近では「残酷な天使のテーゼ」が思い浮かびます。
新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌ですね。
別にわたしがこの曲が好きというより、わたしの周囲の人にこの歌をカラオケで歌う人が多いのです。神道ソングライターである鎌田東二さんもそうですし、日本経済新聞社の電波・電子戦略室の企画委員をされている鈴木慎一さんもそうです。
先日の新入社員の歓迎会では、北陸の女子新入社員たちがこの歌を歌っていました。
うら若き乙女から中年男性まで、幅広い層に人気があるのですね。


「天使」といえば、「悪魔」という言葉が後についてきますね。
そう、「天使と悪魔」はワンセット。ダン・ブラウンの小説や、それを映画化した作品のタイトルにもありましたね。
近藤真彦の「ミッドナイトシャッフル」には、「天使のような悪魔の笑顔」というフレーズが出てきます。
堂本光一主演のTVドラマ「銀狼怪奇ファイル」の主題歌でしたが、それまでのマッチのイメージを一新した、めちゃくちゃカッコイイ歌でした。
この歌はロックに近いでしょうが、ロックを歌わせてもマッチは上手ですね。
多くの男性アイドルが、いわゆる「いい年の取り方をしていない」中で、マッチだけは別格ですね。
本当に、年齢を重ねても、いや重ねるごとに男の色気が出てきていますね。素晴らしいことですね。
では、天使と悪魔が交錯する「ミッドナイトシャッフル」をどうぞ!


最後に、わが書斎の机の上には天使のクリップが置かれています。
この天使、裏返すと、悪魔に早変わりするのです。
オランダの不思議画家エッシャーのデザインによるもので、ハウステンボスの「ミステリアス・エッシャー」というアトラクションの売店で求めました。
たしかに、天使も悪魔も表裏一体ですよね。
悪魔の王であるサタンは、もともと天使でした。
そう、堕天使ルシファーこそ、サタンの正体です。
また、残酷な天使もいれば、心やさしい悪魔もいます。
それに、人間という生き物そのものが、天使と悪魔の両面を持っていますよね。
わたしは、机の上の天使と悪魔を定期的に交代させます。
この天使と悪魔のリバーシブル・クリップ、とても気に入っています。


               エッシャーがデザインした天使のクリップ

                   裏返すと、悪魔のクリップに


2010年4月9日 一条真也