愛のうた♪

一条真也です。

また、雨足が強くなってきました。
明日から出張する東京も雨みたいですね。
さて、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」を聴いたら、オリジナル曲であるガゼボの「アイ・ライク・ショパン」も聴きたくなりました。
ガゼボは、レバノンベイルート生まれのイタリア人歌手です。
両親はイタリア人外交官とアメリカ人歌手だとか。
高貴なルックスの持ち主で、どことなく貴族的な雰囲気がありましたね。


高貴な雰囲気といえば、ブライアン・フェリーを思い出します。
ROXY MUSICの時代から、独特の存在感を漂わせていました。
彼の歌からは、とにかく「大人の愛」を強く感じます。
「ドント・ストップ・ダンス」も好きですが、やはり「スレイヴ・トゥー・ラヴ」が最高ですね。
日本語にすれば「恋の奴隷」で、奥村チヨになってしまいますね。(笑)
わたしは、この歌も大好きですけど。いや、ほんとに。



そして、大人の愛を歌い上げたといえば、バーティー・ヒギンスの「カサブランカ」を忘れることができません。
この歌は、わたしが高校を卒業した頃に大ヒットしました。
日本では、郷ひろみが「哀愁のカサブランカ」としてカバーしましたね。
その中に「大人の恋をしたと聞いた、新しい名前になったと聞いたよ」という歌詞が出てきますが、とても印象的でした。
映画「カサブランカ」は、わたしも大好きな作品です。
ボギーもカッコ良かったし、バーグマンも美しかった。
昨年、冠婚葬祭互助会業界の方々と一緒にモロッコに行ったのですが、最大の都市であるカサブランカも訪れました。
ロッコに行く前の晩に、ゲイリー・クーパーマレーネ・ディートリッヒが主演した「モロッコ」とともに「カサブランカ」をDVDで観直しました。
何度観ても飽きない名作ですね。
ラストシーンには、男のダンディズムを感じます。
ちなみに、「カサブランカ」を翻案した日本映画が、石原裕次郎浅丘ルリ子が主演した「夜霧よ今夜も有難う」ですね。
バーティー・ヒギンスの「カサブランカ」は、昔一緒に映画を観た恋人を懐かしむ歌です。
日本だと、ユーミン作でバンバンが歌った「いちご白書をもう一度」の世界ですね。
映画も名作ですが、歌の「カサブランカ」も永遠の名曲だと思います。



2010年4月19日 一条真也