夜のうた♪

一条真也です。

だんだん大雨になり、風も強くなってきました。
こんな夜は、家で素敵な音楽を聴くのが一番!
ガゼボ、ブライアン・フェリー、バーティー・ヒギンスとくると、すっかり夜のムードに。
前に「朝のうた」をブログで紹介したので、今度は「夜のうた」を紹介しましょう。
まずは、グローヴァー・ワシントン・ジュニアの「ジャスト・ザ・トゥー・オヴ・アス」。
「ワインライト」というアルバムに入っており、学生時代に本当によく聴きました。
これを聴くと、あの頃の六本木の夜が甦ってくる気がします。



学生の頃、つまり80年代後半、ブラック・コンテンポラリーとともに、アダルト・コンテンポラリーが流行していました。いわゆる「アダ・コン」と呼ばれた音楽ですね。
その後は、「AOR」と呼ばれるようになりました。
その手の音楽に精通していたのが、かの田中康夫氏です。田中氏は、『なんとなく、クリスタル』でのデビュー以来、若者文化の神様みたいな存在になっていましたね。


そういえば、「ジャスト・ザ・トゥー・オヴ・アス」は、日本語のタイトルが「クリスタルな恋人たち」となっていました。
音楽に詳しい田中氏は、その名も『たまらなく、アーベイン』という都会派の音楽を紹介したレコード・ガイドブックを刊行し、学生時代のわたしは愛読していました。
その後、『僕だけの東京ドライブ』と改題されて中公文庫に入りました。
「クリスタル」も「アーベイン」も、今ではあまり使われない言葉ですね。
そういえば、わたしが『ハートフルに遊ぶ』でデビューしたとき、なにかと田中氏と比較された思い出があります。
週刊誌に「時代は、クリスタルからハートフルへ」などと書かれて、戸惑ったものでした。
でも、田中康夫氏は、わたしにとって永遠のデートの師匠です。
「ぺログリ」とか「お肉の関係」という言葉は苦手ですけどね。(笑)
エリック・カルメンの「オール・バイ・マイセルフ」も、『たまらなく、アーベイン』で存在を知り、渋谷のタワーレコードか六本木のWAVEで買ったのでした。



この歌、大好きです!
エリック・カルメンの切ない歌い方が最高ですね。
夜の香りをプンプン感じます。
あと、ポール・ヤングの「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェィ」も、夜を感じさせる歌です。
スタイリッシュなだけでなくパワフルな歌ですよね。
サビが力強く、やる気が出てきます。(何の?)
「今夜は、いっちょう、やったるか!」というときに聴きたい歌です。



さて、こんなとりとめもないことを、つれづれなるままに書いてきましたが、気がつけば、このブログも199本目です。
次は、もう200本目ですよ!
ついこの前、100本目を書いたばかりかと思っていたのに、本当に早いものです。
うーん、天下泰平、無芸大食・・・むにゃむにゃ。
それでは、おやすみなさい・・・・・zzz。


2010年4月20日 一条真也