学生時代のうた♪  

一条真也です。
大学の同級生である登山家の黒沢資到君からメールが来ました。
東京で「読売新聞」を見たようで、次のような文面でした。
「本日の読売の新書販売広告見たよ!『葬式は必要!』。同感です・・・」
とても嬉しかったです。
なつかしい同級生たちの顔が浮かんできました。
このブログでも紹介したことのある三浦公輝君(野村證券執行役員)や本浜秀彦君(沖縄キリスト教学院大学准教授)といった同級生にもなかなか会えず、わが学生時代は日ごとに遠ざかるばかりです。
でも、ブログを読んで下さる方々にはよくおわかりのように、わたしが好きな音楽などは、いまだに学生時代の思い出とともにあります。
そんな学生時代をテーマとした名曲を集めてみました。


まずは、ガロの「学生街の喫茶店」です。
この「学生街の喫茶店」のレコードでベースを弾いていたのは、あの細野晴臣サン。
また、ドラムを演奏していたのは、なんと当時高校生の高橋幸宏サンでした。
これは、わたしの学生時代よりも随分と昔の歌ですね。
実際、この歌を初めて聴いたとき、わたしは小学3年生でした。
でも、なぜか懐かしさにとらわれます。
誰でも、学生時代に思い出の喫茶店があったからでしょう。
わたしは、早稲田にある「白い幻想」というカフェによく通っていました。
わたしが入学した年にオープンしたのですが、その後は「パピヨン」と名前を変え、今では居酒屋になったようです。
また、コンクリートづくりで、当時ちょっとスタイリッシュだった「チェリーロール」というカフェが早稲田通りにありました。
何を隠そう、現在の妻である緑サンとその店で初めて出会ったのであります!
そういえば、今日は「みどりの日」。
あんまり、家庭サービスできなくて、ごめん。
ということで、「学生街の喫茶店」をどうぞ。


さて、学生時代を歌った歌といえば、バンバンの「いちご白書をもう一度」も忘れられません。この曲が流行ったのは、わたしが小学6年生の時でした。
この歌の作詞・作曲を手がけた呉田軽穂というのは、ユーミンのことですね。
天才詩人だけあって、この歌の詩も素晴らしいです。
特に、「就職が決まって髪を切ってきたとき、もう若くないさと君に言い訳したね」というフレーズに涙した人も多いのではないかと思います。
昔の恋人と一緒に観た思い出の映画を振り返るというのは、ブログ「愛のうた♪」で紹介したバーティー・ヒギンスの「カサブランカ」と同じですね。


そして、わたしの学生時代の思い出と最高にリンクする歌は、サザンオールスターズの「YaYa〜あの時代を忘れない」です。
もちろん、サザンのメンバーは青山学院で、わたしは早稲田と、大学も時代背景もまったく違います。でも、この歌を聴くと、本当に学生時代の懐かしい連中の顔が次々に浮かんできて、さらには「胸に残る愛しい人」も浮かんできて、なんだか切なくなるのです。
おそらく、特定の学校や時代を超えて人々に学生時代を偲ばせる普遍性を持っている歌なのでしょうね。いつまでも色褪せない永遠の名曲です。


2010年5月4日 一条真也