「バラ色の人生」

一条真也です。

バラが咲いたので、世界がバラ色になりました。
人生もバラ色だといいのですけれど!
そういえば、ミッチーこと及川光博が「バラ色の人生」という歌を歌っています。
とてもスタイリッシュで、超ロマンティックなナンバーです。
ミッチーのニックネームは「王子」ですが、「今夜、桃色クラブで」と並んで、この歌はまさに王子にふさわしい歌ですね。
それにしても、ミッチーのタキシード姿の似合うこと!


「バラ色の人生」とは、フランス語で「LA VIE EN ROSE」です。
日本では、吉川晃司に同名のナンバーがありますね。
片足を高く上げるパフォーマンスの「モニカ」で鮮烈なデビューを果たしアイドルの王道を歩んだ彼ですが、その後はロッカーに転進しました。
この曲も単なる歌謡曲ではなく、ロックぽっさが良い味を出しています。
この頃の吉川晃司は、大きめのサングラスとダブルのスーツがトレードマークでしたね。


そして、「LA VIE EN ROSE」とくれば、やはり本家エディット・ピアフでしょう。
映画「エディット・ピアフ 愛の賛歌」で彼女の人生を知りましたが、壮絶の一言です。
でも、彼女は本当に歌を愛していたのですね。
よく言われることですが、美空ひばりの人生に似ているような気がします。
幸薄かったピアフが歌い上げる「バラ色の人生」が心に沁みます。


2010年5月8日 一条真也