ウサギ小屋

一条真也です。

わが家では、ウサギを1羽飼っています。
アメリカンファジー・ロップイヤーのメスです。
名前を「ティミー」といいます。
わが家のアイドルです!


わが家のアイドル・ティミーちゃん



10年以上前に、わが家ではウサギをたくさん飼っていました。
ホームセンターで売っているような、ふつうのミニウサギでしたが、黒いオスと白いメスを最初に飼いました。
幼稚園に通っていた長女が、オスには「ウサギくん」、メスには「ウサコちゃん」という名前をつけました。
庭に小屋も作りました。
3回にわたって子どももたくさん生まれました。
あまり生まれすぎるので、ウサギくんを隔離しました。
といっても、小屋の中のケージに入れたのですが。
それらのウサギも死に絶えて、もう何年も経ちました。
小屋はそのままにして、ガーデン用品置き場として使っていました。



ところが、次女が「ウサギを飼いたい」と言い出しました。
家族のアルバムをめくっていたら、長女はかわいい子ウサギと一緒に写った写真がたくさんあるのに、自分にはない。「ずるい」というのです。次女も生まれたときには、まだ庭にウサギはいたのですが、3歳になる頃にはもういなかったので、あまり憶えていないようなのです。
そして、「わたしも、ウサギと遊びたい」と言うのです。
でも、今はハリーがいます。ウサギはナイーブな動物なので、犬と一緒には飼えないと思いました。
どうしても「ウサギがほしい」という次女に根負けして、昨年10月の彼女の誕生日プレゼントとして買ってあげました。
そして、庭ではなく、家の中で飼うことにしました。
最初、わたしは名前を「ハーマイオニー」にすればどうかと提案しました。
ロップイヤーなので耳が垂れています。ハリーも耳が垂れているので、ハリーとハーマイオニーの「ハリポタ」コンビにすればいいと思ったのです。
しかし、次女は「ティミー」という名をつけました。
特に意味はなく、見た目のイメージなのだそうです。
ティミーは、ものすごく餌をよく食べて、どんどん大きくなりました。
そして、ケージでは窮屈そうにしていました。
ときどき、跳ねてケージにぶつかっているのを見て、やはり庭のウサギ小屋に移そうかと、家族で相談しました。
幸い、以前のミニウサギと違って、ティミーはそれほど神経質ではありません。
人間が近くに来ても、構わずに昼寝しているぐらいです。
これなら、庭でハリーと一緒になっても大丈夫かもしれません。
そこで、大工さんにお願いして、ウサギ小屋を修復してもらいました。
下に敷くスノコも、すべて新しいものに替えました。
そして数日前に、ついにティミーを小屋に移したのです。


白木の香りがする新居に御満悦?



ティミーは、白木の香りがする新居を気に入ったようです。
うれしそうに、ピョンピョン跳ねまわっています。
小屋の中に小さなイスを置き、人間が座れるようにしました。
次女など、しょっちゅう小屋に入ってティミーと遊んでいます。
そして、肝心のハリー君です。
最初は、不思議そうにウサギ小屋の周りを回っていました。
でも、別に吠えたりはしません。
そのうちに、ハリーとティミーは互いに網越しに匂いを嗅ぎあい、なんと鼻を擦りつけあったりするようになりました。
ネコやイタチやカラスの襲撃は、ハリーが撃退して、ティミーを守ってくれます。
ハリーとティミーを見ていると、とっても平和な気分になれます。


ハリーとティミーは大の仲良し



2010年5月30日 一条真也