ウサギ好き

一条真也です。

わたしは、ウサギ年生まれのせいか、ウサギが大好きです。
ちなみに次女もウサギ年生まれです。
だから、わたしに似て、大のウサギ好きなのかもしれません。
作家の泉鏡花も卯年生まれでした。
彼は終生、ウサギの絵が入った小物などを愛したそうです。なんでも、自分の干支の動物にまつわる物を身の回りに置いておくと、魔除けになると考えていたようです。
わたしも、ずいぶんとウサギのグッズを集めました。
海外に行くたびに、ウサギの置物を買い求め、その数は数百を数えます。
以前はリビングルームのキャビネットの中に飾っていましたが、そのうち置ききれなくなり、いくつかのダンボール箱に入れて、物置に入れてあります。
それが、けっこう珍しい物もあるのです。
いつか、「ウサギ美術館」を作って展示したいと願っています。

 
お気に入りのウサギたち 



書斎にも、数羽のウサギたちがいますが、お気に入りの2羽を紹介しましょう。
ブロンズ製のペン立て、それから焼き物です。
ペン立ては、ペンを縦ではなく横に置くというもので、わたしはスペース・ペンを置いています。スペース・ペンは米国スミソニアン博物館のミュージアム・グッズで、読者の方からプレゼントされました。宇宙空間でも筆記用具として使えるそうです。
また、焼き物は台湾で求めたもので、なんと巨大なウサギの下に鼠、虎、馬、牛などがズラリと並んでいるのです。
十二支の他の動物たちをウサギが支配しているわけで、ウサギが「諸獣の王」になっているという非常に珍しい焼き物なのです。
ちなみに、この焼き物をウサギ年生まれの人間が持つと、強大な霊力を発揮するとか。
また、書斎の上方からはウサギの仮面が飾られています。
いつも、ウサギから見守られて、本を読んだり、原稿を書いたりしています。


書斎に飾られたウサギの仮面



それから、わたしはウサギが出てくる絵本をコレクションしています。
おそらく、日本で刊行されたウサギの絵本はほとんど持っているのではないでしょうか。
もう一つ、集めている絵本のジャンルがあります。
それは、ウサギとも縁の深い「月」の絵本です。


ウサギと月の絵本コーナー



2人の娘たちを寝かしつけるとき、よくウサギと月の絵本を読んであげたものでした。
現在は、長女の勉強部屋の書棚に置いています。
いつか、わたしに孫が生まれたら、またウサギの絵本を読んであげたいです。
そして、世界中のウサギの絵本を集めて、「ウサギ博物館」の横に「ウサギ図書館」を作りたいです。いや、ほんとに。


2010年5月30日 一条真也