サンクスフェスタ

一条真也です。

今日は、小倉紫雲閣で「サンクスフェスタ」が開催される日です。
わが社のイベントの中でも、最大級の規模です。
早朝から朝礼が行われ、わたしも今日の目的について話しました。


                大勢のお客様が来場されました


「サンクスフェスタ」は、わが社の会員様やお客様に「ありがとうございます」という感謝の気持ちをお伝えするイベントです。
「ありがとう」という言葉はどこの国にもあります。
それは、「ありがとう」が人間にとって非常に大切なものだからです。「お金」はなくても何とかなるが、これがなくては生きていけないというぐらい大切なものなのです。
「ありがとう」と言われた人は気分がいいし、「ありがとう」と言った人も気分がいい。
こんなにお互いに「いい気分」になるのであれば、もっともっと「ありがとう」という言葉を使うべきでしょう。
金もかからず手間もいらず、こんなに便利なものはありません。
それで、みんなが元気になれれば、こんなに幸せなこともありません。
まさに「ありがとう」は、他人も自分も幸せにする魔法の言葉です。



人生には1つのムダも、1つのマイナスもありません。
起こっていることすべてには意味があり、みんな「有ること」が「難しい」ことに「当たる」から「有難当(ありがとう)」なのです。
この考えは、イトーヨーカ堂の創業者である伊藤雅俊氏の商売哲学にも通じます。
伊藤氏は、母上から「お客様は来てくださらないもの」「取引先は商品を卸してくださらないもの」「金融機関はお金を貸してくださらないもの」という教えを受けたそうです。
この世に「当たり前」は何一つとしてありません。すべてが「有り難い」ことなのです。
たとえば、今は苦しくても、お店がまがりなりにもここまでやってこれたのは、「来てくださらない」はずのお客様がわざわざ買いに来てくださり、「商品を卸してくださらない」はずの取引先が卸してくださり、「お金を貸してくださらない」はずの金融機関が融資してくださった「有り難い」お力添えのお陰があったからこそなのです。
その「ありがとう」の根本がわかれば、自ずからお客様のため、地域のために役立つよう一生懸命働こうという気持ちになってきます。
それがまたお客様や地域の人々の共感を呼び起こし、お店はますます繁盛へと好循環していくことになるのではないでしょうか。

                     
                     互助会コーナー

                     抽選コーナー

                   大人気の野菜販売会


わが社にとって、最も感謝するべき対象は互助会の会員様であり、冠婚葬祭の各施設のお客様です。それらの大切な方々に対して、わが社では年に1回、「サンクスフェスタ」を開催するのです。
小倉紫雲閣での「サンクスフェスタ」は、今回でじつに25回目です。
大人気の落語会をはじめ、人形供養祭、長寿祝&法宴コーナー、新鮮野菜販売会、チャリティーバザー、福祉施設バザー、盆用品展示会など、盛りだくさんの内容です。
無料健康診断をはじめ、落語や歌謡ショーなどを無料で楽しんでいただいています。
今日は、お客様に「ありがとうございます」と何回言えるか楽しみです!


2010年7月3日 一条真也