一条真也です。
東京に来ています。
(社)全日本冠婚葬祭互助協会の理事会および委員長会議が開催されたのです。
その後、ある方に新橋でお会いしました。
水曜社という出版社の社長である仙道弘生さんです。
水曜社さんはブログ『大学教授という仕事』にも紹介した本や、最近も朝日新聞の広告に出ていた『日本首相の所信表明演説』などのユニークな本を刊行されています。
仙道さんは、昨今の出版界の事情に非常に精通されていました。
わたしも知らないことをたくさん教えていただきました。
そして、これからの出版界の未来をしっかり予見されていました。
まるで、出版界の予言者です。
そればかりか、わたしとの驚くべき因縁を明かされました。
その上、なんと「ShinとTonyのムーンサルトレター」を単行本として出版したいと言って下さいました。「ムーンサルトレター」は、京都大学教授で宗教哲学者の鎌田東二先生との間にこれまで59回も交わしたWEB上の往復書簡です。
わたしは、本当に感動しました。涙が出るくらい嬉しかったです。
仙道さんは「予言者」というより、砂漠の上に蜃気楼とともに忽然と出現した「預言者」のように思われました。これから、いろいろとドラマが始まるかもしれません。
わたしは、今日ほど、人の縁の不思議さを痛感したことはありません。
いま詳しいことは書かずにおきますが、きっと、みなさんも驚かれることでしょう。
人の世は、まことに不思議で面白いものです。
2010年7月13日 一条真也拝