「明日晴れるかな」

一条真也です。

東京から金沢に来ています。
出張が続いていますが、九州は豪雨がすごいようです。
新聞にも、「北部九州 記録的大雨」という大見出しが出ています。
北九州市でも紫川が氾濫し、旦過市場が水浸しになったとか。
こんなときに遠く離れた地に居ると、社員も家族も心配です。


                 7月14日付「毎日新聞」夕刊より


この豪雨で被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げたいと思います。
また、これ以上、被害が拡がらないことを願っています。
明日は、小松空港から朝一番の飛行機で九州に帰る予定です。
こんなときには、この歌が聴きたいです。
桑田佳祐の「明日晴れるかな」です。
気づいたのですが、「明日晴れるかな」というのは祈りの言葉なのですね。
世界中のシャーマンたちは雨乞いをしました。
孔子の母親も雨乞いをするシャーマンだったそうです。
そこでは、「雨よ降れ」が民衆の祈りの言葉でした。
でも、今は「明日晴れるかな」が祈りの言葉です。
雨が降るのも止むのも自然現象です。
人智を超越した世界であり、いわば天の意思によるものです。
そう、「雨」とは「天」そのものなのですね。
だから、「雨」も「天」もアメと読むのでしょう。



昔から、「雨降って地固まる」などと言います.
でも、とりあえず雨はこれくらいで十分ですね。
一刻も早く、九州に帰りたいです!
明日晴れるかな? 明日天気になあれ!


2010年7月14日 一条真也