月の館オープン

一条真也です。

おかげさまで、本日ついに、「ムーンギャラリー」小倉店がオープンしました。
サンレー本社における総合朝礼、および本部会議の後、11時半からオープン・セレモニーを行いました。良すぎるくらいの好天に恵まれ、まずはテープカットしました。


                 青空の下、テープカットしました

                「涙の般若心経」の横で挨拶しました

                  自作の短歌を披露しました


それから館内に入り、佐久間進サンレーグループ会長の挨拶に続いて、わたしも「涙の般若心経」に隣接した特設ステージで挨拶しました。
この「ムーンギャラリー」がいかに日本人の「こころ」の未来にとって大切なものであるかをお話した後、自作の短歌を披露しました。
今日は、庸軒も張り切って五首を詠みました。
いずれも、わたしの願いを詠ったものばかりです。以下にご紹介いたします。
「大切な人を亡くせし人びとの 悲しみ癒すこの月あかり」
「大切な人を亡くせし人びとが 集ひて語る月の館で」
「つらくとも命絶やすな また会える また会えるから信じて生きよ」
「月は欠け人は亡くなるものなれど 月はふたたび満ちゆく人も」
「悲しみは必ず溶ける また会える 愛する人を亡くした人へ」


                  五首の短歌を詠みました

              「月下四聖図」をバックに、チェロを演奏

                  マスコミの取材も受けました


会場内はパーティー用にセッティングされ、松柏園ホテルからデリバリーされた料理や飲み物が所狭しと並べられました。
チェロ奏者も入って、ベートーヴェン「月光」やドビュッシー「月の光」を演奏しました。
バックには、ブッダ孔子ソクラテス、イエスが満月の下に立つ「月下四聖図」が。
まさに贅沢の極みですが、今度はぜひ、満月の夜に演奏会を行いたいです。
まったく新しい「癒しの空間」の誕生に、今日のオープンに数え切れないほど多くのお客様がお越し下さいました。広く近隣の方々をご招待させていただきました。
また、新聞や雑誌などのマスコミ取材もたくさんお受けしました。
そんな中、ひときわ目を引いたのが、ブログ「涙の般若心経」で紹介したダウン症の天才書家・金澤翔子さんの屏風でした。
紹介ビデオも会場で流しましたが、多くの方々が感動されていました。


                「涙の般若心経」の紹介ビデオを上映

            最後は、エントランス前で女子社員のみなさんと


かつて、わが社は日本最初の総合葬祭会館である小倉紫雲閣を作り、冠婚葬祭業界にイノベーションを起こしたとされています。また、ここ数年展開している「隣人祭り」も、そういったイノベーションの一環ととらえる方もいらっしゃるようです。
そして今日、まったく新しいイノベーショングリーフケア・サロン」をオープンしました。
今や日本中でセレモニーホールのない街がないように、このグリーフケア・サロンが一日も早く、日本の日常風景の中に溶け込んでいってくれることを願っています。
いよいよ、日本がグリーフケア元年を迎えました。


2010年10月1日 一条真也