青梅レトロ街

一条真也です。

東京に来ています。
6日の午前中にいくつか業界の打ち合わせをした後、「出版界の預言者」こと水曜社の仙道弘生社長と『ムーンサルトレター』単行本化のランチ・ミーティングをしました。
ムーンサルトレター』は、総計1000ページ近くの2分冊で刊行することが決定。
氷河期ともいわれる現在の出版界にあって、おそらく大きな話題を呼ぶことでしょう。
年内に本を作り、来年の初出荷で全国の書店に並ぶ予定です。乞う御期待!



その後、麹町にある中経出版さんを訪問。本社ビルの立派さには驚きました。
上席執行役員で編集本部の大渕隆副本部長、文庫編集部の中野亜海さんにお会いしました。わたしが監修した『140字でつぶやく哲学』(中経の文庫)は、今月20日には見本が出て、27日に発売だそうです。楽しみだなあ!
また、今後の企画についても活発に意見を交換させていただきました。
中経さんとも末永いお付き合いができればと思います。


                     青梅駅のホームで

                  バカボンのパパに迎えられて


そして、四ッ谷駅で「出版寅さん」こと内海準二さんと待ち合わせ、一緒に中央線に乗って青海へ向いました。「青海マラソン」で有名なあの青梅です。
青梅は今、「レトロの街」として開発されており、話題となっているのです。
じつは、わたしは隣人祭りに「レトロ」の要素を取り入れたいと考えており、はるばる東京の都心から西へ50キロの青梅市までやってきました。


                 昭和にタイムスリップしたみたい

                迫力たっぷりの映画看板がいっぱい


青梅駅の改札を出ると、正面に逆立ちしたバカボンのパパが迎えてくれます。
もともと街道沿いの宿場町として発展しましたが、街のそこかしこには歴史を伝えるレトロな景色であふれています。
町屋づくりの古い商店の上には、迫力満点の映画看板が掲げられています。
この街全体が、まるで「レトロ」のテーマパークみたいです。
かつては、日本中のあちこちで見られた懐かしい光景に、心がときめきます。
昭和にタイムスリップしたような街を散策しましたが、最後に訪れた青梅市立美術館だけはなぜかモダンな建物でした。


                    祭り用品店もいい感じ!

                   なぜか美術館はモダンでした


2010年10月7日 一条真也