赤塚不二夫会館

一条真也です。

「昭和幻燈館」の次は、「赤塚不二夫会館」に入りました。
わたしは、小学生の頃に「天才バカボン」や「もーれつア太郎」が大好きでした。
だから、もう懐かしさでいっぱいになりました。
バカボンのパパに「バカな顔なのだ!!」と指をさされたり、イヤミと一緒にシェーをしたりして、至福の時を過ごしました。(笑)


                 キャラクターたちに迎えられて

                       変身マンガ

                   「バカな顔なのだ!!」

                       シェーッ!!


また、伝説の「トキワ荘」のジオラマや再現した部屋も展示してありました。
赤塚不二夫をはじめ、手塚治虫石ノ森章太郎藤子不二雄の二人も青春を過ごしたという「トキワ荘」には以前から関心があったので、非常に興味深かったです。
ちなみに同行した内海準二さんは、「おそ松くん」が好きだったそうです。


                   トキワ荘ジオラマ

                  トキワ荘を再現した部屋で


出口のところには、赤塚不二夫の愛猫だった菊千代を祀った部屋がありました。
愛犬ハリーを亡くしたばかりのわたしは、これを見てシンミリしてしまいました。
思わず、内海さんと一緒にお賽銭を入れました。
犬と猫の違いこそあれ、愛するペットを想う気持ちが強く感じられて感動しました。
これほどまでに飼い主に深く愛された菊千代は幸せな猫だったと思います。


                     菊千代の部屋で


その葬儀でタモリが弔辞で語ったように、赤塚不二夫こそは正真正銘の天才でした。
もっとも、タモリが持っていた弔辞の文面は白紙だったそうです。
タモリは恩師の葬儀で、自らの天才ぶりを示してくれました。
そして、天才タモリの発見者こそ、天才・赤塚不二夫だったのです!
まさに、「天才は天才を知る」ですね。


2010年10月7日 一条真也