春日山

一条真也です。

サンレー北陸の社員旅行で、金沢から新潟に向いました。
上越市に入り、上杉謙信ゆかりの春日山を訪れました。
謙信は、わたしが最も敬愛する戦国武将です。
信仰心が強く、その上、戦では無敗を誇りました。


                  急な石段を頑張って登りました


急な石段を頑張って登り、まずは春日山神社を訪れました。ここは、上杉謙信を祭神とする神社です。山形県米沢市上杉神社より分霊されています。
1901年(明治34年)、童話作家小川未明の父親である小川澄晴により、前島密らの援助を受けて創建されました。
境内にある宝物殿には上杉謙信および小川未明に関する資料が展示されています。
謙信も未明もリスペクトしているわたしにとって、まさに「宝物殿」でした。


                      春日山神社にて



ここのところ、宗像大社宇佐神宮と神社づいています。
この春日山神社の参拝をもって、平成二十二年神無月の「三社参り」が実現しました。
春日神社の脇には、謙信公の銅像があります。
それを見上げていたら、なんだかエネルギーが湧いてきました。
NHK大河ドラマ風林火山」ではGacktが演じましたが、本当に謙信には不思議な魅力があります。かの澁澤龍彦も、戦国武将の中で謙信が一番好きだったそうです。


                      春日山林泉寺

                   山門にて、全員で記念撮影


その後、神社から寺へ。謙信の菩提所である曹洞宗春日山林泉寺を訪れました。
明応6年(1497年)、越後守護代であった長尾能景が亡父の17回忌供養のために、長尾家の菩提所として創建した寺です。
能景の孫である上杉謙信は7歳で林泉寺に預けられ、六世・天室光育大和尚に学問を学び、さらに七世・益翁宗謙大和尚に禅を学びました。それは、謙信が14歳で呼び戻されて元服し、影虎と称する時まで続きました。
春日山神社、春日山林泉寺と続けて参拝し、なんだか謙信パワーが宿って、わが社も「無敵」になったような気がします。(笑)


2010年10月28日 一条真也