金沢から

一条真也です。

オフィシャルサイト「ハートフルムーン」のメールボックスに1通のメールが届きました。
金沢に住んでおられる大浦さんという方からのメールです。
「いつもブログを読ませて頂き、有り難うございます。豊富な本の紹介、動画の数々、とても有意義で楽しいですね」との嬉しいお言葉を頂戴しました。


                  大浦静子さんのブログより


大浦さんは、北陸大学のすぐ近くにお住まいだそうです。
わたしのブログに明日から金沢へ行くと書いてあったので、北陸大学のある太陽ヶ丘のクリスマス・イルミネーションが美しいことを教えて下さいました。
それから、「サロンの達人」こと佐藤さんとお知り合いだそうです。
佐藤さんのHPのリンク集のトップが「ハートフルムーン」なら、最後は大浦さんのブログ「mikutyanの日記」なのだそうです。



大変親しくさせていただいている佐藤さんの知人の方ということで興味が湧き、早速、「mikutyanの日記」を拝見しました。
すると、大浦さんが最愛の娘さんを看取られた方であることを知りました。
また、娘の郁代さんとの最後の日々を綴った『あなたにあえてよかった』(北國新聞社)という著書があることも知りました。
この本は、2007年の「24時間テレビ」で取り上げられました。
20分ほどの再現ドラマがオープニングで放映されたのです。
郁代さんは、自分の最期の時を悟られてからお別れの旅をはじめられ、国内で30人、海外で30人のお友達に会い続けられたそうです。
そのとき、日本武道館秋川雅史さんが「千の風になって」を歌い上げました。



ブログの各所にも、郁代さんとの思い出や「死」についての想いが綴られています。
また、「かっこちゃん」や「青木新門」さんに関する話題も多いです。
「かっこちゃん」こと山元さんは、金沢の養護学校の名物先生です。
わたしとも縁の深い出版社である三五館から、たくさんの本を出されています。
青木さんは、北陸の冠婚葬祭互助会の方で、わたしにとって業界の大先輩です。
わたしは、山元さんの著書である『ゆうきくんの海』の書評、および、青木新門さんの著書である 『納棺夫日記』の書評を新聞に書いたことがあります。
お二人とも直接お会いしたことはありませんが、わたしと御縁のある方々なのです。
そのお二人の名前が大浦さんのブログによく出てくるので、これまた不思議な御縁を感じました。ブログやメールという電子空間をめぐる縁、いわば「電縁」が、人と人との心をつなぐ「心縁」につながることを実感しました。
大浦さんの著書『あなたにあえてよかった』は、今日、アマゾンで注文しました。
明日の夜、太陽ヶ丘のイルミネーションを見るのが楽しみです。


2010年12月7日 一条真也