ホームカミングデー

一条真也です。

今日は、「早稲田大学ホームカミングデー」の日です。
わたしは、卒業25周年の校友として、招待されました。
他には、卒業15周年、50周年の校友を中心に集いました。それから、東日本大震災のために卒業式が開催されなかったため、今年の卒業生も参加していました。


                  ホームカミングデーの会場前で


午前10時から戸山キャンパスにある記念会堂で「ホームカミングデー」記念式典が行われました。会場前で同級生たちと待ち合わせしましたが、人の数の多さにビックリ!
早稲田の校友は、全部で54万人いるそうです。
今日だけでも、1万人近くが集まっていたのでは?
広大な記念会堂も満員になり、2階席まで人で埋め尽くされました。


                  いきなり「紺碧の空」を大合唱


オープニングは、応援団とチア・リーダーが登場して、いきなり応援歌「紺碧の空」の大合唱。全員で肩を組んで大声で歌いました。最初からハイテンションです。
わたしたちは昨夜、「ビッグ・エコー高田馬場店」で練習していたのでバッチリでした。


                  宮川俊二アナが司会を務めました

                     鎌田薫総長の挨拶

                    招待者代表の釜本邦茂


「紺碧の空」を歌い終わると、宮川俊二アナの司会で記念式典がスタート。
最初に、早稲田大学の鎌田薫総長が挨拶されました。
続いて招待者を代表し、日本サッカー協会顧問の釜本邦茂氏が挨拶されました。
釜本氏は1967年に商学部を卒業され、卒業45周年目だそうです。


早稲田大学校友会代表幹事である福田秋秀氏の挨拶の後、校友会の説明も行われました。ライバルの慶應に比べて、早稲田は母校支援の気運が弱いそうです。
最後は、恒例の校歌「都の西北」の大合唱です。
これも、昨夜のうちに練習を済ませていたので、バッチリでした。
改めて歌ってみると、本当に名曲だと思いました。
おそらく、日本で一番有名な校歌ではないでしょうか。
子どもの頃に観たテレビアニメ「天才バカボン」では、バカボンのパパが「バカ田大学」の出身で、「都の西北〜ワセダのとなり〜♪」と歌います。
この番組で、わたしは早稲田大学の存在そのものを知ったのです。
その後は、五木寛之原作「青春の門」で早稲田ファンになった記憶があります。

 
                    集り散じて 人は変れど 

                    仰ぐは同じき 理想の光

                    フレー、フレー、ワセダ!


都の西北」の作詞は相馬御風ですが、特に「集り散じて 人は変れど 仰ぐは同じき 理想の光」という箇所が昔から大好きで、ハートにグッと来ます。
式典参加者全員で、右手を上下に振りながら元気良く歌いました。
歌い終わると、応援団のエールにあわせて「フレー、フレー、ワセダ!」と連呼しました。
今年、卒業式を体験できなかった後輩たちも、今日、心のけじめになったでしょう。
それにしても、数千人の人々が心を1つにして歌う場面は感動的です。
つくづく、「学縁」というものの絆の強さを感じました。
今日は非常に天気が良すぎて、蒸し暑かったです。ただでさえ熱気ムンムンな会場内はさらにヒートアップし、みんな汗をかいていました。
さあ、次は「稲門祭」が開かれる本部キャンパスへ向かいます。


2011年10月15日 一条真也