“有縁社会”目指して

一条真也です。

今朝の「西日本新聞」の「ひと」欄に、わたしの記事が掲載されていました。
ブログ「隣人祭り〜秋の観月会」の夜に受けたインタビュー取材です。
「“有縁社会”目指し貢献」の見出しで、「隣人祭り」や「隣人館」が紹介されています。


                 「西日本新聞」10月21日朝刊


わたしのコメントも、以下のように紹介されています。
隣人祭りについて、「今は孤独死のみならず、亡くなっても誰も葬儀に来ない孤独葬というのもある。“無縁社会”ならぬ“有縁社会”を作りたい」
わたしは、社会とはもともと「有縁」だと思っています。
無縁社会」という言葉は、明らかな語義矛盾なのです。



それから介護事業については、「特別な時だけでなく、日常的に人に関わりたかった。介護事業は隣人祭りの延長でもある」
わが社のミッションである「人間尊重」を、冠婚葬祭という非日常のセレモニーだけでなく、日常の生活の中でも実践したいと思います。
結局は、冠婚葬祭も介護も「天下布礼」の営みなのです。



最後に、「理念を持って展開することで社会貢献したい」
敬愛するドラッカーは「会社は社会のもの」と喝破しました。
社会のためになることをやっていれば、会社は必ず存続します。
そして、多くの方々の共感を得ることができれば、その会社は社会にとって不可欠な存在になり、発展するのではないかと思います。
「隣人館」は、驚くほど大きな反響を呼んでいます。
国民年金の枠内で暮らせる高齢者施設は、それだけ社会が必要としているのでしょう。
これから、東京から来られている某大手都市銀行の常務さんと会食します。
その席で、「隣人館」の展開についてもお話したいと思っています。
“有縁社会”目指して、頑張ります!


2011年10月21日 一条真也