NHK局長講演

一条真也です。

ブログ「ふくおか経済レセプション」に書いたように、昨夜は博多で飲みました。
でも、今夜は小倉で飲みました。松柏園ホテルで恒例の「新北九州を考える会」が開催されたのです。今日の講師は、NHK北九州放送局の関口局長でした。


                受付をする辰巳法律事務所のみなさん

                     講演会のようす



「新北九州を考える会」は、かつて某銀行が主催していた「平成会」という若手経営者の勉強会を前身とするのですが、現在は経営者のみならず、大企業役員、県会・市会議員、大学教授、医師など、バラエティに富んだメンバーが集まります。
そして、みんなで、北九州市の未来像を追求していく会です。
マイ・ローヤー」こと弁護士の辰巳和正先生が代表世話人を務められています。
いつもは「ダンディ・ミドル」ことゼンリンプリンテックスの大迫会長が受付を取り仕切っておられるのですが、今日はお休みでした。
そのため、辰巳法律事務所の若い弁護士さんたちに受付を担当していただきました。
岡部さんと城戸さんのお二人です。
岡部さんは、最近お嬢さんが誕生したばかりで、かわいくって仕方がないそうです。


                    北九州の可能性と挑戦


講師の関口局長には初めてお会いしましたが、NHK解説委員として非常に有名な方です。わたしは、名刺交換のときに「NHKさんの“無縁社会”キャンペーンに対抗して、“有縁社会”キャンペーンを張っている者です」と自己紹介させていただきました。
関口局長の講演テーマは「北九州の可能性と挑戦」で、とても刺激的な内容でした。
新日鉄の製鉄所の熱を利用して発電する、電力の「地産地消」の紹介は興味深かったです。これは「自給自足」とは違い、あくまでも電力会社とつなぐことがポイントだとか。


                    特区の主役は北九州!


それから、「特区の主役は北九州」ということで、「グリーン・イノベーション」や「アジア経済戦略」における北九州市の特区構想についてお話下さいました。
福岡市との比較で説明されましたが、わたしは福岡市のキーワードが「若者文化」なら、北九州は「老人文化」ということで、北九州市は「高齢者福祉特区」をめざすべきだと思っています。そのことを懇親会の場で、関口局長には申し上げました。


                      懇親会のようす



その懇親会には、関口局長の御両親も出席されて、大変なごやかな宴となりました。
また、関口局長を囲んで、北九州の未来について熱く語り合いました。
御両親を何かと気遣われる関口局長の姿を見て、わたしは尊敬の念を抱きました。
そこには、NHKスペシャル「無縁社会」の内容とは正反対の温かい親子関係がありました。わたしも口では色々と偉そうなことを言っていても、いつも両親にちゃんとした親孝行ができていません。「自分も、両親を大切にしなければ!」と痛感した次第です。
講演の内容もさることながら、「人としてあるべき姿」を教えていただきました。
関口局長、今夜は本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。


2011年11月3日 一条真也


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