孔子文化賞受賞

一条真也です。

みなさまに御報告がございます。
孔子の子孫」こと孔健氏が会長を務める一般社団法人・世界孔子協会という団体があります。世界孔子協会は、昨年より「孔子文化賞」を制定しました。
そして、孔子論語儒教の精神を広めた人物に贈っています。
わたしが、その第2回「孔子文化賞」を受賞することが決定いたしました。


孔子文化賞の受賞が決定しました



第1回目は、野村克也氏(プロ野球東北楽天名誉監督)、渡邉美樹氏(ワタミグループ創業者)、 北尾吉孝氏(SBIホールディングス代表取締役執行役員CEO)、酒井雄哉氏(比叡山延暦寺大阿闍梨)の4名が受賞されています。
そして、今年の第2回目の受賞者は、以下の通りです。
福田康夫氏(元内閣総理大臣)、稲盛和夫氏(財団法人稲盛財団理事長)、高木厚保氏(会津藩校日新館名誉顧問)、一条真也(平成心学塾塾長)。
誠に名誉なことで、「身に余る」とはまさにこのことです。
これもひとえに、わたしの本を出版して下さった出版関係者の方々、客員教授として「孔子研究」の授業を担当させて下さった北陸大学関係者の方々、志を共にするサンレー、および平成心学塾のみなさん、そして著書やブログを愛読して下さっているみなさまのおかげだと心より感謝しております。本当に、ありがとうございます。
それから、日頃からわたしを支えてくれる家族にも深く感謝しています。
これからは、より強い覚悟で「天下布礼」に励む所存です。


孔子文化賞」は世界孔子協会から贈られます

昨年の第1回授賞式のようす



この世には、いろんな人の名前を冠した賞が存在します。
芥川龍之介直木三十五、大宅荘一、小林秀雄三島由紀夫、そして海外ではアルフレッド・ノーベルなど・・・・・。じつに多くの賞がありますが、賞の冠となっている人が自分自身が心からリスペクトしている人物であった場合の喜びはひとしおです。
わたしは、これまでに何度も述べてきたように、人類史上で最も孔子を尊敬しています。
また、現在もお元気な方の中では、稲盛和夫先生を最も尊敬しています。
尊敬している人の名前が入った賞を、これまた尊敬している方と同時受賞する!
この、まるで奇跡のような喜びを噛み締めています。
「人生、努力すれば、嬉しいこともあるんだなあ」と、しみじみ思います。






今回の受賞に至る中で、三五館の星山佳須也社長に大変お世話になりました。
昨年12月26日に星山社長から「一条さんが孔子文化賞の最終候補になっています」とのお電話を頂戴しました。それから、孔健氏との初顔合わせにもご同席下さり、わたしの受賞をまるで家族のように喜んで下さいました。
星山社長は、数多くのベストセラー作家を世に送り出してきた方です。
これほどの名伯楽に出会えて、本当にわたしは幸せ者です。
三五館のツイッターには、わたしが候補になったことから受賞に至るまでの星山社長の「つぶやき」が残されていますが、その過分なお言葉を読むたびに胸が熱くなります。


中国語版の刊行が検討されています



三五館さんから上梓した『孔子とドラッカー 新装版』は、平成心学塾の基本テキストであり、わたしの代表作だと思っています。
現在、同書の中国語版の刊行も前向きに検討されています。
これから、中国で孔子の思想について講演する機会も出てくるかもしれません。
ぜひ、三五館さんからベストセラーを出して、星山社長の恩義に報いたいです。
第2回「孔子文化賞」の授賞式は、今月2月28日に目白の椿山荘で開催されます。
明日からは、儒教国であるシンガポールに行ってきます!


2012年2月13日 一条真也