「礼」の実践

一条真也です。

「月刊 仏事」5月号が届きました。ブログ「日本人の『こころ』のために」でも紹介した、仏教界と供養業界のオピニオン・マガジンです。発行は、鎌倉新書さんです。
「『礼』の実践を高く評価」として、孔子文化賞受賞の記事が掲載されていました。


「月刊 仏事」2012年5月号



記事には、今回のわたしの受賞理由が紹介されています。
それによれば、「中国人留学生や日本人学生に『孔子研究』の授業を行ってきたことや冠婚葬祭業を通じて『礼』の実践に務めたこと、またご近所の親交を深める『隣人祭り』を多数開催して人間尊重に努めたことが高く評価されたようだ」と書かれています。



この中でも、特に“「礼」の実践に務めた”という表現が嬉しいです。なぜなら、日本には冠婚葬祭の会社が多いのに、その中で「礼」の実践を認めていただいたからです。
また、“人間尊重に努めた”という表現も嬉しいです。
でも、じつは“「礼」の実践に務めた”と“人間尊重に努めた”という2つの言葉は、まったく同じ意味なのですね。そう、今日の入社式でも話しましたが、「礼」とは「人間尊重」のことです。これからも、社員ともども「礼」の実践を続けたいと願っています。


2012年4月3日 一条真也