サンクスフェスタ in小倉

一条真也です。

今日は「サンクスフェスタ in小倉紫雲閣」が行われました。
天気が心配でしたが、おかげさまで、今日は一日通して雨は降りませんでした。
サンレー会員様をはじめとしたお客様が、2500人以上もお越し下さいました。


会場の正面入口にて

2500人以上の来場者でした

祭のムードで、熱気ムンムンです

背後にピース小僧が・・・・・



「サンクスフェスタ」とは何か。それは、わが社の会員様やお客様に対して「ありがとうございます」という感謝の気持ちをお伝えするイベントです。
「ありがとう」という言葉はどこの国にもあります。
それは、「ありがとう」が人間にとって非常に大切なものだからです。「お金」はなくても何とかなるが、これがなくては生きていけないというぐらい大切なものなのです。
「ありがとう」と言われた人は気分がいいし、「ありがとう」と言った人も気分がいい。
こんなにお互いに「いい気分」になるのであれば、わたしたちは、もっともっと「ありがとう」という言葉を使うべきでしょう。心から、そう思います。
金もかからず手間もいらず、こんなに便利なものはありません。
それで、みんなが元気になれれば、こんなに幸せなこともありません。
まさに「ありがとう」は、他人も自分も幸せにする魔法の言葉です。


講演会のようす

講演する高橋元太郎さん

講演会場は超満員でした

講演後に歓談しました



その「ありがとう」の祭にふさわしい講演会が開催されました。
ブログ「うっかり八兵衛の話」に書いた高橋元太郎さんの講演会も2回にわたって開かれ、いずれも超満員でした。国民的人気ドラマ「水戸黄門」の「うっかり八兵衛」役でおなじみの高橋元太郎さんによる講演会です。講演のタイトルは、「うっかり八兵衛の元気になる話」で、サブタイトルが「出会いに感動、感動に感謝、ありがとう」でした。
これはもう、「サンクスフェスタ」にぴったりのテーマではありませんか!
高橋さんは芸能界での多くの「出会い」について語ってくれました。
また、親のありがたさ、家族の大切さを強調されていました。
講演後、会場全体から盛大な拍手が巻き起こったことは言うまでもありません。
高橋さんのお話は、高齢者の方々がこれから生きていく上で元気になれる内容でした。
「光輝高齢者」を自称している佐久間進会長も「これは素晴らしい!」と、高橋さんの講演を絶賛していました。講演終了後、サンレー本社の貴賓室で、高橋さん、佐久間会長、わたしの3人でしばし歓談の時間を持ちました。教育委員会などで講演される機会も多いという高橋さんは、いじめ問題についての考えを述べられていました。


生花販売コーナー

新鮮野菜販売コーナー

がんばれ、ウエノブ!



さて、「ありがとう」の話に戻ります。
人生には1つのムダも、1つのマイナスもありません。
起こっていることすべてには意味があるのです。
みんな「有ること」が「難しい」ことに「当たる」から、「有難当(ありがとう)」なのです。
この考えは、イトーヨーカ堂の創業者である伊藤雅俊氏の商売哲学にも通じます。
伊藤氏は、母上から「お客様は来てくださらないもの」「取引先は商品を卸してくださらないもの」「金融機関はお金を貸してくださらないもの」という教えを受けたそうです。
この世に「当たり前」は何一つとしてありません。すべてが「有り難い」ことなのです。
たとえば、今は苦しくても、お店がまがりなりにもここまでやってこれたのは、「来てくださらない」はずのお客様がわざわざ買いに来てくださり、「商品を卸してくださらない」はずの取引先が卸してくださり、「お金を貸してくださらない」はずの金融機関が融資してくださった「有り難い」お力添えのお陰があったからこそなのです。
その「ありがとう」の根本がわかれば、自ずからお客様のため、地域のために役立つよう一生懸命働こうという気持ちになってきます。それがまたお客様や地域の人々の共感を呼び起こし、お店はますます繁盛へと好循環していくことになるのでしょう。


老福茶のおもてなし

人形供養祭のようす

歌声喫茶のようす



そして、冠婚葬祭互助会であるわが社にとって、最も感謝するべき対象とは何か?
それは互助会の会員様であり、冠婚葬祭の各施設のお客様です。それらの大切な方々に対して、わが社では毎年、「サンクスフェスタ」を開催するのです。
今日は、わたしも多くの方々に「ありがとうございます」を言うことができました。
わが社のスタッフのみなさんも、お疲れさまでした。
何よりも、雨が降らずにいてくれて良かったです。
さあ、これから小倉祇園祭にでも繰り出しますか!


2012年7月21日 一条真也