一条真也です。
沖縄に来ています。
ザ・ブームの「島唄」を聴いたら、「風になりたい」も聴きたくなりました。
「天国じゃなくても、楽園じゃなくても」というフレーズがありますが、この歌、とても楽園をイメージさせてくれる歌ですよね。
ということで、「楽園のうた♪」を紹介したいと思います。
沖縄はわりと湿気が多いのですが、時々吹く風が気持ちいいです。
「楽園のうた♪」といえば、平井堅の「楽園」が浮かびます。
彼がブレイクした曲として知られます。
ＰＶでは、江角マキコが出演していましたね。
本当にパラダイスを連想させる、とても気持ちのよい曲です。
最後に、どうしても紹介したいのが、井上陽水の「つめたい部屋の世界地図」です。
彼のセカンドアルバム「陽水センチメンタル?」に収録されている曲です。
小学生の頃に初めて聴いたのですが、衝撃を受けました。
陽水が「遥かな〜遥かな〜見知らぬ国へ〜」と歌い上げた瞬間、わたしの脳裏には未知の楽園が浮かんできました。
これほど「楽園」あるいは「理想郷」をイメージさせる曲はないと思います。
しかも、それが、すべて孤独な青年の夢想であるという構図。すごすぎます！
井上陽水という人は、本当に天才であると思い知りました。
わたしは、なかなか眠れない夜などにｉＰｏｄでよくこの曲を聴きます。
すると、すぐ夢の世界に入っていけるのです。
同じ井上陽水の「夢の中へ」よりも、ずっと夢に誘う効果があります。
もちろん夢の中で、わたしは船に乗って南の島に向かっています。この歌は、わたしの後年のロマン主義的傾向に大きな影響を与えてくれたように思います。
わたしには、強烈な楽園願望があります。『よくわかる伝説の「聖地・幻想世界」事典』（廣済堂文庫）という監修書で、多くのパラダイスを紹介したほどです。
前代未聞！パラダイスのカタログ
２０１０年５月２８日 一条真也拝
