沖縄という最重要問題

一条真也です。
沖縄に来ています。
朝起きて新聞を取ると、一面に沖縄の基地問題が取り上げられていました。
ふつうは「沖縄タイムス」とか「琉球新報」といった地方紙だけの話かもしれませんが、今やこの問題は全国区となっています。
沖縄だけでなく、日本国全体にとって基地問題が最重要問題なのです。


                  「沖縄タイムス」の朝刊 


昨日、鳩山由紀夫首相が全国の知事を招集して、「沖縄の負担を軽減する方向に努力を願うことで、辺野古沖と考えている。(全国への訓練分散が)名護の理解を深めていくことになるのではないか」と述べ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を前提として全国で訓練移転を受け入れるように求めました。
わたしも、たしかに沖縄に負担が集中しすぎていると思います。
訓練分散そのものは正しい考え方ではないでしょうか。
知事のみなさんに望みたいことは、絶対に住民エゴならぬ都道府県エゴの代弁者にはならないでほしいということです。
当然ながら、日本国あっての都道府県です。
沖縄の人々の犠牲の上に平和を満喫するわけにはいきません。


2010年5月28日 一条真也