祭りの後のうた♪

一条真也です。

3日間にわたる小倉祇園も終わりました。
祭りが終わった後は、なんだか寂しいですね。
ということで今夜は、祭りの後の歌をご紹介したいと思います。
まずは、井上陽水の「夏まつり」です。


この歌は、祭りが終わった直後というより、20年ぐらい経ってから少年時代の祭りを回想している様子が「お祭りはふた昔」という歌詞から窺えます。
とてもセンチメンタルな気分になれる曲ですね。
井上陽水は、福岡県の田川の歯科医の家に生まれ、小倉の予備校に通っていました。
おそらく、彼も小倉祇園祭りのことはよく知っているはずです。
もしかしたら、明日が見えない浪人生時代に、予備校の帰りに小倉祇園の音色を聴き、この名曲を書いたのではないか・・・そんな気もしてきます。


次に、吉田拓郎の「祭りのあと」です。
拓郎の歌では、「結婚しようよ」や「旅の宿」に続いての紹介です。
若い頃はそうでもなかったのですが、だんだんトシを取るにつれ、わたしにも彼の歌が心に沁みるようになりました。


そして最後は、われらが桑田佳祐の「祭りのあと」です。
数多くの名曲を誇る桑田ナンバーの中では、「通好み」の歌といった感じです。
でも、しみじみとした味わいのある良い歌ですね。
よく考えたら、サザンや桑田のバラードにはどれも「祭りのあと」のような切ない哀愁が漂っているように思います。


祭りは、夏に欠かせない風物詩です。
また、祭りは「神と人」、そして「人と人」との絆を強めるためにも必要です。
今年の故郷の祭りは終わりましたが、また来年を楽しみにしています。
みなさんも、ぜひ一度、小倉祇園祭にお越しください!


2010年7月19日 一条真也