全互協総会

一条真也です。

孤独死講演会の後は、ホテルベルクラシック東京で、(社)全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の第37回通常総会が行われました。
現在、日本には300社を超える互助会が存在します。
それらのオーナー、経営者、社員の方々が一堂に会しました。
互助会の対外社会活動である「社会貢献基金」の表彰式も行われました。
わが社も、ささやかな寄付行為に対して、表彰していただきました。


                全互協の総会が開催されました


冠婚葬祭互助会とは何か。
互助会はその名の通り、「相互扶助」そのものをコンセプトとした会員制組織です。
終戦直後に横須賀市で生まれ、全国に広まっていきました。
わたしは、「無縁社会」が叫ばれる今こそ、互助会が必要とされると思っています。



今日の総会では、2年に1度の理事改選がありました。
わたしはまた理事に再選されましたが、何より重要なのは、会長がラック(福岡)の柴山社長から、あいネット静岡の杉山会長へと交代されたことです。
柴山前会長には全互協の九州ブロックで、杉山新会長には全互連で、日頃から御指導いただいています。お二方とは、昨年、ヨーロッパ研修旅行にも御一緒させていただき、大変お世話になりました。


               「SOGI」の碑文谷編集長と語り合う


この懇親会には、互助会業界と縁のある方々にご参集いただきました。
業界誌「SOGI」の編集長である碑文谷創氏も駆けつけていただきました。
碑文谷編集長とは久々の再会でしたが、昨今の葬式無用論などについて意見交換をさせていただきました。非常に勉強になりました。
じつは、わたしは今日から全互協の広報・渉外委員長に就任しました。
杉山新体制のもと、互助会の本来の意義、そして可能性を広く世に訴えてゆくために、自分なりにベストを尽くすつもりです。



テレビのニュースをつけていたら、ヤフーとグーグルが提携、大日本印刷凸版印刷電子書籍で提携といった信じられないようなニュースが次々に報じられていました。
今日の総会で柴山前会長が言われていましたが、この業界もいたずらにいがみ合わず、「小異」を捨てて「大同」を取らなければなりません。
わたしは、「無縁社会」を「有縁社会」に変えることができるのは、わたしたち冠婚葬祭互助会であると確信しています。
同じ業界に生きる者同士としての「業縁」を実感した一夜でした。


2010年7月28日 一条真也



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