七福神

一条真也です。

皇産霊神社には、河童の他にも有名な名物があります。
神社の社殿裏に、めでたい七福神像が配されているのです。


                  サンレーグループの神社である皇産霊神社(が1996年に北九州市門司区の青浜海岸に誕生しましたが、その境内には七福神の石像が置かれ、毎日のように訪れる多くの方々の信仰の対象になっています。

七福神
                七福神は神々のオールスターです!


七福神とは、恵比寿、福禄寿、布袋、弁天、毘沙門、大黒、寿老人の七神です。
宝船に乗って幸福と財をもたらすという、非常にめでたいイメージを持っています。
江戸時代に熱心に信仰されましたが、最近また七福神信仰が見直され、各地の七福神めぐりが盛んになってきています。
日本の八百万の神々は、人間の吉凶禍福を司るものでした。このため、人々は病気平癒の祈願をはじめとして、生活上のあらゆる難問を打開しようと、福・禄・寿を求めてきました。そして、神頼みするために、敬虔な祈りを捧げたのです。
福神の数を七に限ったのは、仏教経典の「七難七福」という文句によるというのが最も可能性が高いでしょう。七難に対応させるため、性格の異なった神々を集めて七福神が成立してきたのだと思われます。
幸福の概念は人それぞれでしょうが、一に健康、二に金、三に長寿の三点セットに求める人は多いと思います。その福・禄・寿の三点セットの実現を、宗教的信仰として昇華したものが福神信仰なのです。江戸時代より、七福神信仰を招福の手がかりにしようと、庶民の夢はふくらんできました。
庶民にとって、七福神とは幸福のイメージそのものだったのです。
サンレーグループの神社である皇産霊神社(が1996年に北九州市門司区の青浜海岸に誕生しましたが、その境内には七福神の石像が置かれ、毎日のように訪れる多くの方々の信仰の対象になっています。


                    サンレー七福神登場!


また、サンレー社員が七福神に扮する「サンレー七福神」も実現。
初代は部長クラスが扮しましたが、今では代が変わり、新入社員などが務めています。
元旦には皇産霊神社で「七福神踊り」が行われたこともあります。
また毎年11月18日の創立記念日にはサンレー七福神が餅つきをし、つきたての餅を北九州市内の児童福祉施設、や老人施設などに配ります。
特に高齢者に大人気で、「サンレー・サンクスフェスタ」などの各種イベントでも活躍。
2004年2月にオープンした世界初の複合高齢者施設サンレーグランドホテルのオープニング・パーティーで「老福」に関する口上を見事に述べ、大きな喝采を受けました。


2011年1月4日 一条真也