横浜ブリキのおもちゃ博物館

一条真也です。

今日は横浜に行って、長女に会いました。
ブログ「横浜人形の家」に書いたように、先日は次女と一緒に人形の家を訪れました。
今日は、長女と一緒に「横浜ブリキのおもちゃ博物館」を訪れました。


              「横浜ブリキのおもちゃ博物館」の前で

                  博物館名物のロビー君

                  館内は、こんな感じです


ここは、おもちゃコレクターで有名な北原照久さんが館長を務めるミュージアムです。
場所は「港が見える公園」のすぐ近くで、外人墓地や古い教会の並ぶエキゾチックで異国情緒あふれるエリアの一角にあります。ここには、1890年代から1960年代にかけて主に日本で製造された玩具約3000点が常設展示されています。
すべて、北原館長が1973年頃から収集したコレクションの一部だそうです。「多くの人達に見てもらいたい」という北原館長の思いから、1986年4月にオープンしました。
古い洋館を改装した博物館の入口では、「ハッピー・バニー」というウサギ君が迎えてくれます。中に入ると、いきなり大きな白い犬が寝そべっているので、ビックリ!
ぬいぐるみかと思ったら生きていました。博物館名物のロビー君です。


                  まるで「おもちゃの国」です!

                    道化師の人形たち

                    各種のロボットたち


中には、多くのブリキのおもちゃが飾られていて、まるで「おもちゃの国」に来たみたいでした。ホラーの名作として知られるユニバーサル映画「大アマゾンの半漁人」のポスターと大きな人形がひときわ目を引きます。
また、わたしの大好きな道化師の人形や各種ロボットもたくさん並んでいました。
わたし自身が「おもちゃ大好き人間」なので、ワクワクしっぱなしでした。


               この博物館から「トイ・ストーリー」が誕生


また、この博物館は、ピクサー映画「トイ・ストーリー」のもとになったそうです。
以前、「トイ・ストーリー」の製作者であるジョン・ラセター監督が来館しました。
彼は展示されているおもちゃたちを見て、「まるで生きているようだ!」と感激し、映画のストーリーを思いついたとか。2006年の「カーズ」の公開でラセター監督が来日して再来館したときの写真が館内に飾られていました。
北原館長とツーショットで写真撮影されたものですが、ラセター監督のサインとともにイラストが描かれています。これは、北原館長はおもちゃのことで頭がいっぱい、ラセター監督は「カーズ」のことで頭がいっぱいという意味だそうです。
トイ・ストーリー」をはじめ、「カーズ」や「ファインディング・ニモ」といったピクサー映画が大好きな長女は、この写真を観て大喜びしていました。


                   戦利品の数々を見よ!

              日本製の原子力ロボットを開発してほしい 
                 

最後に売店で、いろんなブリキのおもちゃを買いました。
まずは、今年はウサギ年であり、わたしは年男でもあるので、大きめの「ハッピー・バニー」を求めました。それから、小ぶりのロボットにUFOに潜水艇を買いました。
いずれも、本体のデザインはもちろん、箱のイラストも初期のSFっぽくて素敵です。
最後に、「ミスター・アトミック」という原子力ロボットを買いました。
ブログ「ロボット大国?」に書いたように、原発事故で日本製ロボットが活躍できず、非常に残念でした。今からでも遅くないから、ぜひ日本のロボット企業は「ミスター・アトミック」を開発して、福島第一原発の問題を解決してほしいものです。


2011年4月29日 一条真也